2019年1月22日火曜日

【多目的アリーナや鉄道新駅を整備】青森市、青森操車場跡地利用計画案策定

青森市は、旧国鉄青森操車場跡地(浦町橋本、約21・2ヘクタール)の利用計画案をまとめ、17日に開いたアリーナプロジェクト有識者会議に示した。
 多目的に利用できるアリーナを新設するほか、北側に青い森鉄道の新駅を設置。東側と西側に災害時の一時避難場所となる緑地を整備する。

 アリーナの規模は有識者会議での意見を踏まえ、約1万3800平方メートルとし、19年度に事業者の募集を始める。事業手法はPark-PFIを活用する方向で引き続き検討する。

 アリーナは跡地中心部の市有地(約5・2ヘクタール)に建設し、メインアリーナは最大5000人を収容。プロバスケットボールのBリーグやバレーボールのVリーグの公式試合のほか、コンサートなどに対応する。サブアリーナや多目的ルーム、トレーニングルームなども備える。駐車場は300台程度分を確保する。

 19年度に要求水準書案を作成し、事業者公募を開始。20年度内に選定し、22年度の着工、24年度の完成を目指す。

 新駅は跡地の北側に設置し、線路を挟んだ北側に駅前広場や駐車場、アクセス道路を新設。駅前広場と跡地を結ぶ自由通路も関係機関と協議して整備する。

 市土地開発公社が所有する東側用地(約3・6ヘクタール)と西側用地(約2ヘクタール)には臨時駐車場や災害時の一時的な避難場所など多目的に利用できる緑地を整備し、それぞれの用地に接続する道路を設置する。

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