2019年4月12日金曜日

【延べ9万㎡、8月着工へ】新宿ミラノ座跡地再開発、施工は清水建設JV

 東急レクリエーションと東京急行電鉄は、東京・歌舞伎町で計画する「新宿TOKYU MILANO再開発計画」の施工者を清水建設・東急建設JVに決めた。

 劇場や映画館、ホテルなどが入る延べ約9万平方メートル規模の複合施設を整備する。設計は久米設計・東急設計コンサルタントJVが担当。8月に着工し、2022年8月の竣工を目指す。

 計画地は新宿区歌舞伎町1の29(敷地面積約4600平方メートル)。14年に閉館した旧新宿ミラノ座と、隣接する旧ホテルグリーンプラザ新宿の跡地を一体活用する。現地では障害撤去工事や土工事が進む。プロジェクトは18年6月、東京圏国家戦略特別区域の特定事業に認定された。

 建物は地下5階地上48階塔屋1階建て延べ8万9600平方メートル、高さ225メートルの規模。地下に最大約1500人収容するライブホール、中層部に約850席の劇場や約8スクリーンの映画館を設けるなど、複合的なエンターテインメント機能を備える。低層部には店舗やラウンジを配置。高層部がホテルとなる。

 複合ビルの開発に併せた空港連絡バスの乗降場の整備や近隣交差点の改良などで、周辺の回遊性の向上も図る。

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