2019年5月22日水曜日

【新エリア22年度開業、大型ホテルも建設】TDS拡張が着工、隣接地10万㎡を開発

ファンタジースプリングスの全景イメージ(ⓒ Disney)
東京ディズニーリゾート(千葉県浦安市)を運営するオリエンタルランドは21日、東京ディズニーシー(TDS)を拡張し2022年度の開業を目指す新エリアの起工式を開き、工事に着手した。隣接する駐車場など約10万平方メートルを開発。追加投資としては過去最高の2500億円を投じ、ディズニー映画の世界を表現する「ファンタジースプリングス」を整備する。475室の大型ホテルも設ける。

 拡張は01年にTDSが開業してから最大規模の大型事業となる。新エリアのテーマは「魔法の泉が導くディズニーファンタジーの世界」。「アナと雪の女王」「塔の上のラプンツェル」「ピーター・パン」を題材にしたエリアで構成。四つのアトラクションや三つのレストラン、店舗を設ける。大型ホテルはディズニーリゾートで6棟目となり、最上級の部屋を設置する。
起工式で記念撮影する加賀見会長兼CEO(右から3番目)
(21日午前、千葉県浦安市、オリエンタルランド提供)
起工式には、加賀見俊夫会長兼最高経営責任者(CEO)ら関係者が参加した。加賀見会長兼CEOは「(祖父母から孫まで)3世代が一緒に楽しめる場所にしたい」と語った。

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