2019年6月4日火曜日

【スタンド全周に大屋根、収容3万人に】瑞穂公園陸上競技場改築PFI、パシコンが事業者選定支援

名古屋市教育委員会は、「瑞穂公園陸上競技場等事業者選定支援業務及び瑞穂公園全体計画策定業務」の公募型プロポーザルを行い、パシフィックコンサルタンツを委託先に選定した。契約は5月30日付。契約額は8360万円

 2026年のアジア競技大会でメイン会場となる同競技場(瑞穂区山下通5)は1982年に今のスタジアムが完成。増改築を繰り返し、老朽化や使い勝手の悪さが課題だった。県内唯一の第1種公認陸上競技場であり、

 Jリーグ「名古屋グランパスエイト」のホームグラウンドにもなっている同競技場を、国際大会対応施設にするためPFI方式で全面改築する。入札公告は20年度第1四半期を予定。

 建て替えにより、客席の収容人数は現在の2万7000人から3万人に増加、スタンド全周には高さ31メートルの大屋根を設置する。アジア競技大会時にはフィールド内に約5000席分の仮設席を設け、最大3万5000人を収容する。トラックは400メートル×9レーン、ピッチは天然芝で108メートル×71メートル。

 同業務では実施方針、要求水準書案の作成支援、特定事業選定、公募書類作成など発注者支援業務と、アジア競技大会後の活用も見据えた公園全体の基本計画案作成を行う。履行期限は21年3月31日。

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