2019年6月10日月曜日

【予定価格は168億円】青森県、総合運動公園新水泳場等PFI(青森市)入札公告

青森県はPFI方式を導入する「新青森県総合運動公園新水泳場等整備運営事業」の総合評価一般競争入札を7日に公告した。8月5~9日に参加表明書、11月11~15日に提案書を受け付ける。資格確認結果を通知後、9月10~12日に入札参加者との競争的対話も予定している。

 審査委員会が提案内容を総合的に評価して2020年1月に最優秀提案者を決める。同6月の事業契約締結を目指す。県に所有権を移管するBTO(建設・移管・運営)方式を採用する。予定価格は168億3399万2000円(税込み)。

 事業名は「新青森県総合運動公園新水泳場等整備運営事業(仮称)」。参加資格は設計、工事監理、建設の各企業、新運動公園の運営および維持管理業務を担当する者で構成するグループ。業務は設計・建設、工事監理業務と開業準備と運営・維持管理。設計・建設期間は20年6月~23年11月末。開業準備を経て、23年4月の供用を予定。運営期間は39年3月末までの15年間。

 建設予定地は県総合運動公園(青森市宮田高瀬)の総合体育館東側。日本水泳連盟公認プールとし、50メートルプールの水深は最大2・1メートル。可動床と可動壁を設置して25メートルプールとして利用できるようにする。観客席は固定席と仮設座席で計2000席程度。延べ床面積は8800平方メートル程度。事業者は8360~9680平方メートルの範囲で提案が可能で、健康増進施設や地域住民らの利便施設などを整備できる。

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