2019年8月9日金曜日

【来年度に個別計画具体化へ】大宮駅周辺再整備構想、2020年3月にプラン案公表

再整備後の大宮駅のイメージ(提供:さいたま市)
さいたま市らによる「大宮グランドセントラルステーション(GCS)推進会議」(会長・岸井隆幸日本大学特任教授)は、JR大宮駅周辺を再整備する構想の具体的な事業内容を示す「GCSプラン(案)」を2020年3月に公表する。スケジュールや概算事業費などを盛り込む。来年度には個別計画の具体化や都市計画手続きを進める。

 GCS化構想の対象エリアは大宮駅や周辺交通、周辺街区など。駅改良計画や道路の再編などを予定する。本年度は事業ごとに計画を詰め、整備手法なども検討する。並行して完成予想図をブラッシュアップするとともに、模型やVR(仮想現実)による完成イメージの視覚化も予定する。

 3月に発表したGCSプランの骨子案では、JR大宮駅東口周辺を西、北、中、南の4街区に分けて再整備するとした。中街区の中心に交通広場を配置し、南北・東西方向の動線を強化する。交通広場の上部には街と駅をつなぐ交流広場「アーバンパレット」を整備する。周辺で検討が進んでいる再開発事業などの状況も踏まえ、広場の範囲などを検討していく。

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