2019年9月20日金曜日

【「ドボクサイズ」で土木の魅力発信】川邊組(大分県豊後大野市)がPR・求人動画を公開

 土木工事を手掛ける川邊組(大分県豊後大野市、阿部清治社長)が、土木工事の魅力をPRしながら人材を募る動画「レッツ!ドボクサイズ!」を動画投稿サイト・ユーチューブで公開している。

 土木工事と筋肉エクササイズを掛け合わせた「ドボクサイズ」で土木工事のさまざまな動きを表現。ユニークなダンスやオリジナルソングで若い世代への訴求力を高める狙いだ。

 コンセプトは「肉体労働最高」。仕事終わりにジムへ行くホワイトカラーのサラリーマンへの呼び掛けから始まるオリジナルソングでは、ジムに行かなくても建設業は仕事で筋肉を鍛えられると強調。道路工事は「物流をつなげるイメージで!」、トンネル工事は「みんなの心をつなぐイメージで!」など、歌詞に建設業の社会的役割や仕事のやりがいを込めた。背景の道路、橋、トンネルは川邊組が手掛けた。撮影は実際の施工現場で行われた。

 川邊組は110年以上の歴史を誇る地域密着型の土木工事会社。創業以来大分県内で道路やトンネルなどさまざまな構造物を手掛けてきた。だがここ数年は少子高齢化などを背景に入職者の減少が課題。若い世代へのPRを目的に求人動画を制作した。動画の公開に当たり、阿部社長は「川邊組のハツラツとした社風と、未来に向けてのチャレンジ精神を感じてもらえるとうれしい」と期待を込めている。

 18日からは社員が鍛え抜かれた筋肉と体幹を駆使して手押し相撲で対決する「相撲編」も公開している。

0 コメント :

コメントを投稿