2019年10月18日金曜日

【新しい価値を世界に発信】三井物産・三井不の大手町複合開発、街区名称は「Otemachi One」

 三井物産と三井不動産は、東京・大手町で進める複合開発「(仮称)OH-1計画」の街区名称を「Otemachi One」に決めた。

 建設地の「大手町1丁目」を、世界に向けて新しい価値を発信し続ける「オンリーワン」の街としていくという思いを込めた。施設の竣工は2020年2月を予定する。

 建設地は千代田区大手町1の2(敷地面積2万0900平方メートル)。三井物産、三井不の両者が所有していたビルを一体的に建て替えている。複合施設は「三井物産ビル」(地下5階地上31階建て)、「Otemachi Oneタワー」(地下5階地上39階建て)の2棟構成。総延べ床面積は35万8700平方メートルに上る。

 三井物産ビルに三井物産の新本社や多目的ホールが入る。Otemachi Oneタワーの低層に商業施設「Otemachi One Avenue」、中層にオフィス、ラグジュアリーホテル「フォーシーズンズホテル東京大手町」(193室)を高層に設ける。

 事業は内閣府から国家戦略特別区域の特定事業認定を受けている。施設の設計・監理は日建設計・鹿島JV、施工は鹿島が担当。

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