【たかーい！現場で建設業の魅力紹介】竹中工務店、東京タワー作業所で小学生向けＷＳ開く

　竹中工務店は東京都港区の東京タワー作業所で９月２８日、小学生向けのワークショップと見学会を開いた。建設業の魅力を発信し、子どもたちに興味を持ってもらうきっかけにするのが目的。同社東京本店人事部が試行的に企画した。今後も「たてもの探検隊」と称して継続していく予定だ。

　港区立御成門小学校の３、４年生１９人と保護者が参加した。柴田崇史所長は「将来職業を考える時、今日の楽しい経験を思い出し、建設業が選択肢の一つになればうれしい」とあいさつした。

　イベントでは仕事体験として、ストローを使ったタワー作りに挑戦してもらった。「チームでものをつくることの楽しさや難しさを経験してもらいたく企画した」（東京本店人事部の山岡沙織さん）という。同作業所では、高さ１５０メートルに位置するメインデッキで展望フロアのリニューアルなどを手掛けており、工事が完了したばかりのメインデッキも案内した。東京タワー誕生６０周年を踏まえたクイズ大会も実施した。

　アンケートでは「（イベントは）１００点！大好きな東京タワーの秘密がわかったから」（参加児童）、「子どもたちが協力し合って作業をし達成感も味わえたようで、とても良かった」（保護者）などの感想が寄せられた。