2019年11月21日木曜日

【現駅舎、意匠残し五輪後建て替えへ】山手線原宿駅の新ホームなど、来年3月21日から供用

 ◇年末年始の臨時改札は見納め◇

 JR東日本は、改良工事を進めている東京都渋谷区のJR山手線原宿駅の新しい駅舎とホームを2020年3月21日の始発から供用する。線路とホームの上に2層の新駅舎を新設し、コンコースとトイレ、表参道改札を拡張。同改札は出入り口を表参道方面と明治神宮方面の2方向とする。24人乗りエレベーターを3基設置。山手線外回りの専用ホームを設け、ホームドアを付ける。

 20年東京五輪に向け、混雑緩和、利便性・快適性の向上を目的に工事を進めている。既存の駅舎は、五輪後に解体した上で、現在の意匠を再現する方向で建て替える。防火地域の基準を踏まえた材料を使用する。

 明治神宮への参拝の最寄り駅となっており、年末年始は混雑が予想される。工事中のホームには仮設通路を設け、降車専用の臨時改札に接続させる。新しい駅舎に明治神宮方面の出入り口ができるため、臨時改札の設置は今年の年末から年始にかけてが最後となる。

 臨時改札の利用は12月31日午後11時から20年1月1日午後5時、同1月2~5日の各午前10時~午後5時。混雑に伴い隣の代々木駅の利用を求めるという。

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