2019年11月6日水曜日

【提携紙ピックアップ】建設経済新聞(韓国)、道路技術開発でIoT融合

国土交通部はビッグデータ、人工知能(AI)やIoT(モノのインターネット)などの第4次産業技術を活用した未来の道路サービスの実現に向け、道路技術開発戦略案(2021~30年)を策定した。

 30年までに大深度地下と地上を行き来する立体(3D)道路網の構築のほか、走行中の電気自動車への自動充電が可能な高速道路の整備などを目指す。

 戦略案では「安全」「便利」「経済」「親環境」の4大核心分野に分け、それぞれの目標を提示した。交通混雑を抜本的に改善し、交通事故死亡者数と維持管理費用を現行水準に比べてそれぞれ30%削減を目指す。道路騒音も現在より20%減らし、微細粉じん(PM2.5)など有害物質排出量の15%低減など環境改善に取り組む。

 戦略推進に当たり、国土交通部は3Dの立体道路技術の確保など、合計100件に達する分野別重点推進技術開発課題を選定。同部関係者は「特に大深度道路は今後の広域交通網の中枢的役割を果たすことになる」と語った。

CNEWS、10月21日)

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