2019年11月12日火曜日

【レースの舞台は超高層ビル、非常階段を駆け登り】横森製作所、「ハルカス・スカイラン」に協賛

 鉄骨階段メーカーの横森製作所(東京都渋谷区、有明利昭社長)がメインスポンサーを務める「YOKOMORI presents ハルカス・スカイラン2019」が、大阪市阿倍野区のあべのハルカスで10日に開かれた。

 世界の超高層ビルの階段を駆け登る「VWC(バーティカル・ワールド・サーキット)」の最終戦。約1500人のランナーがゴールの60階展望台を目指し、非常階段を駆け抜けた。

 開会式で、非常階段の設計・製造・施工を担当した横森製作所の有明社長は「建物の階段は普段目立たない存在だが、きょうは階段が主役となる一日だ。皆さんにレースで非常階段を利用して頂けることを、階段屋として大変喜ばしく思う。健闘を祈念している」とあいさつした。

 あべのハルカス60階までの標高差は288メートル、非常階段の段数は1610段。レースはエリートランナーの部、一般の部、ペアの部、小中高生の部に分かれ、午前10時に各国から集まったエリートランナーがスタート。最速タイムはオーストラリアのマーク・ボーンさんの8分29秒だった。

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