2020年2月5日水曜日

【世界に広まる町名に】中央防波堤の江東区帰属地、町名は「海の森」

 東京・江東区は4日、中央防波堤埋め立て地のうち区に帰属する地域の町名を「海の森」に決めたと発表した。区内在住・在勤者を対象に実施した公募(全519件)の中で、最も多い34件の応募があった。

 「海の森水上競技場」などがありなじみ深く、自然豊かな街並みを連想できる名称として決定した。4日の会見で山崎孝明江東区長は「あっという間に全世界へ広まる街の名前になった」と喜びを語った。

 区は2020年第1回区議会定例会で町区域を新設する議案を提出。議決後に名称が正式決定する。

 中央防波堤埋め立て地を巡っては、江東区と東京・大田区が帰属権を主張し対立し、大田区が提訴。東京地裁が19年9月に江東区79・3%(約399ヘクタール)、大田区20・7%(約104・2ヘクタール)を帰属する判決を下し、両区が受け入れを表明していた。

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