2020年5月18日月曜日

【藤枝MYFC本拠地、固定席1万以上に】藤枝総合運動公園サッカー場、大規模改修へ設計業務発注

都市再生機構中部支社は15日、「藤枝総合運動公園サッカー場改修基本・実施設計業務」を委託するため簡易公募型プロポーザル手続き(WTO対象)を開始した。

 協定型一括入札方式を採用する。参加申請を6月1日まで受け付ける。技術提案書の提出期間は同11~29日。7月16日に契約候補者を決める予定。

 参加できるのは、1級建築士事務所の単体企業または設計共同体。単体企業と設計共同体代表者は、2010年度以降、固定席5000席以上の屋根付き観覧席を備えたスポーツ競技場の実施設計完了実績が必要。

 静岡県藤枝市原の藤枝総合運動公園内にある同サッカー場は、サッカーJ3・藤枝MYFCのホームグラウンド。所有する同市は、クラブが目指すJ2ライセンス取得に必要な改修に向け、本年度当初予算に設計費など1億1300万円を計上した。

 計画によると、既存芝生席(バックスタンド)を撤去し、約5000席の屋根付き観覧スタンドを新設。併せて、Jリーグスタジアム基準を満たす大型映像装置1基を設置する。これにより、固定席は合計1万席以上になる。

 同業務では、建築、機械設備、電気設備、屋外整備(土木・造園)の基本・実施設計、積算、施工計画検討資料作成、許認可等に関する行政協議・申請等資料作成、設計意図伝達業務を担う。

 協定型一括入札方式を採用し、当初業務と契約予定業務を合わせて基本協定を結んだ後、契約する。当初業務は設計意図伝達業務以外で、21年3月31日が履行期限。残る設計意図伝達業務は、工事完了予定の23年12月が履行期限になる。

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