2021年3月18日木曜日

【設計は佐藤総合計画JV、9月23日グランドオープン】あきた芸術劇場(秋田市)、愛称は「ミルハス」に

 秋田県と秋田市は、同市中心部の千秋公園にある秋田県民会館跡地に共同で建設している新文化施設「あきた芸術劇場」の愛称をミルハスに決めた。
 ミルハスはフランス語で「千」を意味する「ミル」と、千秋公園に咲いている「蓮(はす)」を組み合わせた造語。2020年8月11日~9月23日に一般公募したところ、県内外から応募があった1325点の中から選定した。

 あきた芸術劇場は22年6月5日にプレオープンし、9月23日にグランドオープンとなるこけら落とし公演を予定している。

 建物の構造と規模はSRC一部S造地下1階地上6階建て延べ2万2653平方メートル。建築面積は8581平方メートル。高い音響効果やステージ機能を持つ客席2007席(1階1380席、2階627席)の大ホールや、質の高い舞台芸術の実演に適した800席(同500席、同300席)の中ホールなどで構成する。両ホールのリハーサル室を兼ねた二つの小ホールも設けるほか、練習室や和室、創作室、研修室、レストランなども整備する。

 設計は佐藤総合計画・小畑設計JV、建築工事は竹中工務店・大森建設・シブヤ建設工業・加藤建設JVが担当している。

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