|
木造の倉庫群とケヤキ並木が美しい山居倉庫 |
山形県酒田市にあり多く観光客を集める「山居倉庫」で、8月からライトアップが始まる。同市が進める「酒田テラス推進事業」の一環。夜間景観を観光の目玉の一つにするため、敷地内にある12棟の建物をLED照明で美しく照らす。
|
倉庫の設計者は高橋兼吉。 現在は全国農業協同組合連合会山形県本部が所有する |
山居公庫は1993(明治26)年に建造された米の保管庫。12棟ある建物のうち9棟は倉庫として使用され、残りは観光物産館や歴史資料館に活用されている。白壁、土蔵づくりの倉庫は18万俵の米俵を収容。樹齢150年を超えるケヤキ並木は、夏場の高温防止対策として植えられ、屋根も2重にするなど、自然を利用した低温倉庫として知られる。NHKの連続テレビ小説「おしん」のロケ地として使われた。
ライトアップでは、パナソニック製LEDのラインライトとスポットライを建物の切妻と屋根に、目立たないように設置。温かみのある光が白壁を照らす演出がなされているという。
|
ライトアップのイメージ |
0 件のコメント:
コメントを投稿