2021年7月27日火曜日

【4D映像活用、リモートでも臨場感アップ】梓設計、スポーツ・娯楽施設に自由視点映像システム導入

沖縄アリーナに導入し、試合を盛り上げるシステムとして活用している

  梓設計は、臨場感ある映像が体感できる自由視点映像システムをスポーツ施設や娯楽施設の計画・設計提案に活用する。4D映像の提供などを手掛ける4D Replay Japan(4DJP、東京都中央区、ジョン・ホンス代表取締役)と協業。計画・設計提案に4DJPが開発した映像システムを組み込み、スポーツ施設などの付加価値を高める。

 複数のカメラを使用したタイムスライス式のビデオ制作システム「4D Replay」を活用する。梓設計が得意とするアリーナやエンターテインメント施設の計画・設計段階に導入する。臨場感あふれる映像が常時提供できる。実際の試合やイベント内容を遠隔地から視聴できたり、施設に訪れた観戦者が見たい映像を繰り返し視聴できたりもする。

 4DJPが提供する「4DVOD」や「4DLive」を駆使すると、スマートフォンやタブレットの画面に触れるだけで視聴角度が変えられる。新たな収益ツールとしての活用も期待できるという。

 同システムは梓設計が設計し、4月に開業した「沖縄アリーナ」(沖縄県沖縄市)に導入。同施設が本拠地のプロバスケットチーム・琉球ゴールデンキングスの試合などに利用されている。

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