中部地方整備局は、「つながる中部42・6」と題し、管内の新たな道路ネットワーク誕生に向けたPR活動を始める。ロゴマークを作成し、24日に特設サイトも開設した。本年度に開通を予定する4路線総延長42・6キロの各道路事業について、各事務所や中日本高速道路会社と連携し、整備効果や進捗状況などを積極的に発信する。
本年度の予定を見ると、東海環状自動車道は、山県IC~大野神戸IC(岐阜県山県市~大野町)の18・5キロといなべIC~大安IC(三重県いなべ市~同市)の6・6キロの開通を目指している。蒲郡バイパス(BP)は、豊川為当IC~蒲郡IC(愛知県豊川市~蒲郡市)の9・1キロの開通を想定。同区間が開通すれば名古屋都市圏と愛知県豊橋市を結ぶ延長72・2キロの名豊道路が全線開通する。
北勢BPは日永八郷線~国道477号BP(三重県四日市市~同市)の4・1キロ、島田金谷BPは旗指IC~大代IC(静岡県島田市~同市)の4・3キロが新たに結ばれる予定だ。各事業、物流の効率化や交通渋滞の解消、地域の活性化、災害に強い道路機能の確保などに貢献する。
ロゴマークは42・6キロの開通で中部の道路ネットワークが拡充し、人やモノ、情報、地域の連携につながるイメージを表現した。特設サイトでは各事業の概要や進捗状況を紹介。中部整備局のX(旧ツイッター)や各事務所のユーチューブチャンネルにもアクセスでき、事業の詳細を知ることができる。PR活動として今秋から、各現場の進捗を動画として発信するほか、現場見学会の開催なども予定する。
中部整備局道路部の柴田康晴道路計画課長は「管内の開通延長42・6キロはここ10年で最長。これまでも各事務所など個別で事業を紹介してきたが、一体的なPRのため今回の広報に至った。地域をはじめ多くの方に見ていただき、開通する道路を使ってもらいたい」と力を込めた。
from 行政・団体 – 日刊建設工業新聞 https://www.decn.co.jp/?p=167355
via 日刊建設工業新聞
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