東京急行電鉄と東京メトロは、東京都目黒区の東急東横線・東京メトロ日比谷線中目黒駅周辺の高架下空間に店舗や事務所などを配置する「中目黒駅高架下開発計画」の建設工事に着手した。
設計は東急設計コンサルタント、商環境デザインは丹青社、施工は清水建設が担当。16年秋の完成・開業を目指す。
開発対象地は、中目黒駅を含む延長約700メートルにわたる線路高架下空間(目黒区上目黒1の219ほか、敷地面積約8300平方メートル)。
店舗や事務所など約40区画を配置する計画で、延べ床面積は約3600平方メートルを見込んでいる。目黒川から祐天寺方面へ繁華街や住宅地を貫いて開発することで、駅周辺の既存の商店街や緑道との回遊性を一段と高める。
デザインコンセプトは「ルーフ・シェアリング」。高架下の各店舗がそれぞれ個性のある外装デザインを採用することで、新しい商店街のあり方を目指す。目黒川沿いには店舗用のテラススペースを設け、人や街に開かれた空間を創造するという。
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