◇交通渋滞の緩和期待
近畿地方整備局が奈良県橿原市で進めている京奈和自動車道大和御所道路の整備事業で、橿原高田IC(大阪方面接続ランプ)が8日午前6時に開通した。東西に走る大和高田バイパス(BP)と高架で接続し、広域道路ネットワークの機能強化が期待される。開通を前に7日午後、同市の奈良県立医科大学畝傍山キャンパス内で記念式典が行われた。
同ICは南北軸となる大和御所道路の大和区間約13・8キロ(奈良県大和郡山市~橿原市)の南端部に位置し、大阪と奈良を東西に結ぶ大和高田BPとの交差部にある。今回は供用済みの大和御所道路南区間(和歌山方面)と大和高田BPを接続するランプが先行開通した。
慢性的に渋滞が発生している新堂ランプ交差点を経由する必要がなくなるため、大阪方面と奈良県南部の行き来がスムーズになる。交通混雑の緩和による救急医療体制の強化や観光産業の活性化も見込まれる。同ICを含め、残る北側の橿原北ICに至る4・4キロはミッシング区間と呼ばれ、早期開通に向けて事業が進められている。
開通式典には近畿整備局の齋藤博之局長をはじめ、山下真奈良県知事や亀田忠彦橿原市長、堀内大造大和高田市長、地元選出国会議員、工事関係者ら約200人が出席した。
齋藤局長は大阪方面接続ランプの開通効果を強調し「今後も残る区間の一日も早い開通に向けて全力を尽くす」とあいさつ。山下知事は「大和御所道路は県民が早期の全線開通を待ち望んでいる道路だ。県も埋蔵文化財調査を加速するなど、全面的に協力していく」と話した。
近畿整備局奈良国道事務所の河本敦所長は事業概要を説明。ランプ橋の建設では近鉄南大阪線と近接する施工箇所があり、「下部工工事は線路の変位抑制対策を徹底し慎重に進めた。上部工も電路柱の移設が必要になるなど、厳しい制約条件での施工となった」と振り返った。最後に関係者らがテープカットとくす玉開披を行い、開通を祝った。
from 行事 – 日刊建設工業新聞 https://www.decn.co.jp/?p=182273
via 日刊建設工業新聞


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