幹部職員の人事が7日に発令された国土交通省で同日午後、新旧事務次官が職員に訓示した。新任の塩見英之事務次官は「政策のマイナーチェンジでは、ほとんど社会に効果が及ばないということが多いのではないか。勇気を持って決断し、ダイナミックに政策を展開したい」と強調した。
塩見次官は「平成入省の次官の拝命になった。国交省の職員の特徴を私なりに短い言葉で表現すると、『実直、一生懸命、責任感』がぴったり当てはまる」とした上で、「大好きであって、これを守り、発展させて引き継いでいきたい」と力強く話した=写真。
国交省のCX(組織変革)を進める中での居心地の良さを感じられる職場と一体感を持てる人間関係、公共工事設計労務単価を1年で15%以上引き上げたようなインパクトのある対応とダイナミックな政策の展開、国民や企業に対する分かりやすい説明に横断的に取り組む考えを表明した。当面の課題を26年熊本地震とし、「高い使命感を持って存分に力を発揮していくことが求められる」とした。2027年国際園芸博覧会の成功も挙げ「皆さんと一緒に精いっぱい努力する」と話した。
勇退した水嶋智前次官は昭和入省の幹部の最後の一人。約40年の間の職員、関係者との出会いに謝意を示し、「仕事を通じて自らの魂を磨き、自らを高めていく。社会に貢献することを自らの喜びと感じることができる、出会った国交省の仲間たちがすべてそういう人たちだった」と振り返った。
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