2026年8月26日水曜日

中村建設/浜名湖で建設業の魅力アピール/児童ら26人参加

 中村建設(浜松市中央区)は22日、地元の小学生を対象にした体験学習を浜名湖ガーデンパークで行った。次代を担う子どもたちに地元企業の仕事の魅力を伝えるため、市が展開する夏休み職場体験「浜松みらいっこ」事業の一環。児童と保護者ら26人が参加し、浚渫工事など浜名湖を守る建設業の役割を紹介するとともに、遊覧船で浜名湖の魅力を体感してもらった。
 前半の座学ではクイズ形式で自社や浜名湖の概要を紹介。グラブ浚渫の施工状況を撮影した動画などを交えながら建設業の面白みや魅力をアピールした。後半は同社が関わる舟運事業の強みを生かし、遊覧船に乗船しながら浜名湖を守る仕事や防災・減災の取り組みへの理解を深めた。
 児童や保護者からは「船に乗れて楽しく、景色がきれいだった」「浚渫工事など建設会社によって浜名湖が守られていることが分かった」との声が聞かれた。
 体験学習を企画した同社の担当者は「浜名湖をきれいにしていることだけでなく、皆さんが普段利用している道路や橋などの建設、維持管理を建設会社が担っていることに改めて目を向けてもらうきっかけになれれば」と参加者らに呼び掛けた。


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from 行事 – 日刊建設工業新聞 https://www.decn.co.jp/?p=187107
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回転窓/思い出のローカル単線

 山口県西部の長門市にある俵山温泉は、県内を代表する名湯の一つとして、地元の人や多くの観光客に親しまれてきた。江戸時代には長州藩毛利家直営の湯治場として使われた歴史もある▼温泉地の近くには天然芝の立派なラグビー場があり、高校時代、部活の試合でよく訪れた。夏季休暇で帰省した折、約30年ぶりに温泉街を歩いた。旅館や古い店舗が立ち並ぶノスタルジックな風景は、驚くほど以前のままだった▼変わっていたのは、温泉街へ向かう道のり。当時は厚狭駅から美祢線に乗り換え、最寄りの長門湯本駅まで約1時間。さらにバスで約30分かかった。今は大雨災害で美祢線が不通のため、厚狭駅から代行バスに乗った▼美祢線はBRT(バス高速輸送システム)として復旧する計画と聞く。残念だが、利用者の減少や維持費を考えれば、やむを得ないのだろう▼各地でローカル線が消えていく。だが、線路がなくなっても、列車の記憶まで消えるわけではない。高校生だった自分が車窓から眺めた景色も、心地よい揺れも、まだ覚えている。美祢線の線路を見つめながら、なくなるのは鉄路だけではないのだと思った。


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from 論説・コラム – 日刊建設工業新聞 https://www.decn.co.jp/?p=187106
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大豊建設、UNICONHDが資本業務提携/PPP・PFI共同参画も視野

 大豊建設は25日、南東北地域の建設4社を傘下に持つUNICONホールディングス(HD)と資本業務提携契約を結んだ。両社が同日の取締役会で決めた。投資ファンドからUNICONHD株を議決権ベースで17・0%取得する。取得額は非公表。大豊建設はUNICONHDの取締役候補1人を指名し、同社が9月29日に開催予定の定時株主総会に諮る予定だ。
 大豊建設の強みであるニューマチックケーソン工法をはじめとした大規模なインフラ新設技術と、UNICONHDが地域に持つ強固な事業基盤を組み合わせ、インフラに関わるバリューチェーン(価値連鎖)で相互補完を目指す。国土強靱化に向けた工事需要に応える。大型案件の共同受注に加え、将来的にはPPP/PFI事業への共同参画も想定する。
 UNICONHDの小山剛社長は、日刊建設工業新聞の取材に「トンネルや港湾関連工事などで特殊な工法や技術を保有し、多くの実績がある大豊建設との連携で受注機会の幅が広がる。業界再編のスピードが思った以上に早く進む中、ビジネスパートナーとしてシナジー(相乗効果)を発揮できる」とコメントした。
 UNICONHDは「地域連合型ゼネコン」を掲げ、山形、福島両県の4社の持ち株会社として2019年4月に設立。25年9月に東証スタンダード市場に上場した。
 事業会社は山和建設(山形県小国町)、小野中村(福島県相馬市)、南会西部建設コーポレーション(同会津若松市)、南総建(同南会津町)の4社。2026年6月期の連結業績(IFRS)は売上高188億円、営業利益15億円、経常利益14・6億円、純利益9・8億円。


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from 企業・経営 – 日刊建設工業新聞 https://www.decn.co.jp/?p=187097
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鹿児島市/サッカースタジアム候補地/鴨池庭球場敷地で県と協議へ

 鹿児島市は整備を計画している新たなサッカースタジアムを巡り、県立鴨池庭球場敷地など(与次郎2、約3・4ヘクタール)を候補地として検討する考えを示した。今後、鹿児島県と整備の方向性に関する協議を行った上で最終決定を目指す。収益確保を目的に構想していたスタジアム本体とは独立した商業施設などとの複合化については、必要な敷地確保の難しさ、整備費の縮減に努める観点から断念することも併せて表明した。
 候補地に関する方向性は、24日に開かれた市議会産業観光企業委員会で報告された。
 候補地については民有地の鹿児島サンロイヤルホテルを含む敷地(同1、約4・5ヘクタール)も検討対象として挙がっていた。5月に公表した事業費など候補地に関する調査結果によると、概算事業費は庭球場敷地が約215億円の一方、ホテル敷地などが土地取得費を含め約293億円と試算。スタジアムの供用開始は庭球場敷地は2036年ごろに対し、ホテル敷地などは38年ごろを見込んだ。
 調査結果を踏まえ費用面、スケジュールの両面で庭球場敷地の方がメリットが高いと判断した。関連団体からもおおむね了承を得られたため、庭球場敷地を候補地として検討を続ける方針を固めた。
 スタジアム本体の規模はいずれの敷地も5階建て延べ2万9055平方メートル、観客席約1万5600席を想定している。


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from 工事・計画 – 日刊建設工業新聞 https://www.decn.co.jp/?p=187111
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自治体で業務スライド拡大/単価契約で変更対応も/国交省が都道府県ら調査

 都道府県のうち、工事だけでなく設計や調査、測量などの業務にスライド条項を既に導入しているのが4団体、導入を検討しているのが19団体に達することが、国土交通省の調査で分かった。政令市のうち10団体も検討段階にあり、地方自治体発注業務でもスライド請求できる環境は徐々に拡大するとみられる。中東情勢などを背景に物価変動の先行きが読みにくい状況下で、既存のスライド制度の手続き簡素化や運用改善、単価契約で採用した作業や材料ごとの単価の変更に柔軟に対応する団体も多い。
 国交省直轄業務では2026年度以降に新規契約する案件で業務スライドの試行を開始した。多くの業務は委託料の大部分を人件費が占め、業務の積算に用いる「設計業務委託等技術者単価」の改定に合わせたスライド適用を想定する。
 国交省の調査によると、最新の技術者単価を積算時に採用しているのは都道府県・政令市で全団体、市区町村でも9割以上に達する。導入団体では技術者単価の改定タイミングで、直轄業務と同じようにスライド請求が可能になる。
 ここ数年、資材価格の急騰が相次ぎ、公共工事でスライド条項の適用件数が急増する中、請求に必要な書類の削減などに取り組む例がある。山口県は単品スライドで購入実績などの証明書類、インフラスライドで出来高数量を確認する提出書類を簡素化。徳島県などは単品スライドで請求を工期末の1カ月前までにする弾力的な運用を取り入れる。埼玉県は各工事の状況がスライド対象に該当するかどうか簡易に判定できるツールを用意する。
 国交省は、作業や材料ごとの単価に実際の施工数量を掛けて支払う単価契約でも、資材価格や労務費の変動に適切に対応する必要があると強調する。単価契約を実施している都道府県11団体のうち、物価変動などに応じた契約単価の変更を行っているのは9団体。契約単価が不適当になった場合、その変更を請求、協議できる規定を契約書に盛り込んでいるケースがある。


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from 行政・団体 – 日刊建設工業新聞 https://www.decn.co.jp/?p=187095
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大成建設ら/管路内異常を立体把握/360度ドローンで地上・地下一体3Dモデル

 大成建設ら3社は、360度カメラ搭載ドローンと3Dモデルを組み合わせた管路の点検手法を開発した。地上部と地下の管路内を統合した高精度な3Dモデルを構築する。異常箇所の位置や形状を地上位置と関連付けて把握でき、補修・更新計画立案の高度化や維持管理業務の効率化に貢献する。市町村が管理する下水管や民間の工場内配管を想定し、効率的な点検や補修・更新工事に役立てるDXツールとして提案する。
 「T-pipe vision 360」として、同社グループの成和リニューアルワークス(東京都港区、大石憲寛社長)やドローン開発を手がけるJPDrone(東京都大田区、後藤純一社長)と開発。化学工業製品製造を展開するKHネオケムの四日市工場(三重県四日市市)の排水管路調査に初適用し、効果を確認した。
 管径や水位などの管路条件に応じ、360度カメラを搭載した飛行型または舟艇型のドローンを使い分けて管路内映像を取得。3D形状復元(SfM)の技術を活用し、作業員が管路内に立ち入ることなく、ドローンで撮影して地上・地下一体の3Dモデルを構築する。
 360度カメラで撮影範囲の偏りや見落としも低減。管路本体に加えマンホール直下の立坑部も撮影と3Dモデル化が可能で、地上部と管路内の各モデルと共通の基準点で関連付ける。管路内の3Dモデル化で形状や寸法を可視化し、立体的に把握する。管路内の3Dモデルと地上部を空撮して作成した3Dモデルを統合。管路の平面位置や地表面からの深さを直上位置と関連付けて確認できる。
 点検に使うドローンの大きさは飛行型が横230ミリ・縦210ミリ・高さ40ミリ。舟艇型が横300ミリ・縦450ミリ・高さ320ミリ。いずれも調査可能距離は最大延長1・5キロ程度で、通信環境が安定すれば連続した地上・地下一体の3Dモデル構築が可能になる。
 今後、土木インフラ全般を対象にしたCIMとも連携し、点検・維持管理情報を統合したデジタル管理基盤の構築を目指す。


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from 技術・商品 – 日刊建設工業新聞 https://www.decn.co.jp/?p=187098
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2026年8月25日火曜日

近畿整備局、和歌山県、那智勝浦町/紀伊半島大水害15年シンポ開く

 近畿地方整備局、和歌山県、和歌山県那智勝浦町は23日、紀伊半島大水害から15年を契機に、大規模土砂災害に関する調査研究や技術開発、防災啓発の成果を紹介する「大規模土砂災害対策技術センターシンポジウム~紀伊半島から広がる砂防技術~」を那智勝浦町内で開いた。関係市町村長や一般市民ら約180人が参加し、災害の教訓と今後の備えについて考えた。
 2011年9月の台風12号による豪雨で、紀伊半島では総雨量が1000ミリを超え、奈良、和歌山、三重の3県で3000カ所以上の斜面が崩壊。崩壊土砂量は約1億立方メートルに上った。17カ所で河道閉塞(へいそく)が発生し、那智勝浦町でも土石流などで29人が犠牲となった。近畿整備局は14年4月、同町に大規模土砂災害対策技術センターを設置し、深層崩壊などの調査研究や対策技術の開発を進めてきた。
 冒頭、国土交通省水管理・国土保全局の國友優砂防部長は、同センターの技術が全国の土砂災害対応にも生かされているとし、「防災への理解を深め、安全・安心な地域づくりを考える機会にしてほしい」と述べた。宮崎泉和歌山県知事は「災害が甚大化する中、共助の精神に基づき、お互いの命を守ることを第一にしてほしい」と呼び掛け、堀順一郎那智勝浦町長も事前の備えの重要性を訴えた。
 神戸大学名誉教授の巽好幸氏が「古代より人々は紀伊半島に何を見てきたのか?」をテーマに講演を行った後、市野々小学校の児童がハザードマップを使った危険箇所の確認や土石流実験など、防災学習の取り組みを発表。「この災害を私たちは経験していない。だからこそ学ぶ」と語り、教訓を未来につなぐ決意を示した。
 パネルディスカッションでは「紀伊半島大水害からの大規模土砂災害への対応」をテーマに、研究者と行政担当者が取り組みと今後の課題を議論した。
 内田太郎筑波大学生命環境系教授は、広域災害時の危険な河道閉塞への対応について「迅速に把握する技術や体制を整える必要がある」と指摘。今後の技術開発では「個別には武器が増えているが、防災教育も含め、どう組み合わせて最適な対応につなげるか、もう一歩踏み込んだ議論が必要だ」と述べた。
 国土技術政策総合研究所土砂災害研究部の高原晃宙主任研究官は、河道閉塞の把握技術として「ヘリコプターからの画像で3Dモデルを作成する手法の検討を進め、実装を目指したい」と展望を語った。
 近畿整備局の竹下航紀伊山系砂防事務所長は「那智川の支川で砂防堰堤15基の整備を完了し、今後は本川で整備を進める」と説明。奈良県内の河道閉塞対策で導入した無人化・自動化施工や、ドローン基地を用いた砂防施設の自律飛行点検の実証実験も紹介した。
 和歌山県河川下水道局の児玉祥吾砂防課長は、県土砂災害啓発センターの取り組みとして、小中学校226校で防災学習を行ったと報告。「子どもから保護者、地域へ防災意識が広がることで、地域の防災力も強くなる」と話した。
 コーディネーターを務めた大規模土砂災害対策研究機構の小杉賢一朗委員長(京都大学大学院農学研究科教授)は、「15年で対策工事による安全度と地域の防災力は向上した。一方、気候変動に伴い災害発生の危険性は高まっており、紀伊半島で培った技術や取り組みを全国へ展開していくことが重要だ」と強調した。


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回転窓/リーダーの器、二千年色あせぬ資質

 「三国志」の英雄・劉備は「語言少なく、善く人に下り、喜怒を色に形さず」と評された。寡黙で謙虚、喜怒を表に出さない。リーダーの資質を端的に示す言葉だ▼組織が危機に陥ると、部下はまず上司の表情を見る。「大丈夫なのか」「何か隠しているのではないか」と、言葉より顔色を必死に読む。だからこそ、リーダーが焦りや動揺をあらわにすれば、不安は瞬く間に広がる▼指揮官に求められるのは冷静さだ。だが現実には、声が大きく感情をむき出しにする人物ほど、「決断力がある」と勘違いされがちだ。机をたたき、部下を叱り、責任論を振りかざす。だが、それは決断力ではない。自らの感情を、周囲にぶつけているだけだ。己の心すら律せない人間に、組織を制御できるはずがない▼もちろん、無表情でいればいいわけではない。必要なのは感情を隠すことではなく、激情に飲み込まれないことだ。厳しい現実を直視しながら平静を保ち、人を安心させる言葉を選ぶ。その姿勢こそが、組織を立て直す力になる▼劉備の評価は二千年近くを経ても色あせない。リーダーは最後まで冷静でいる。その器は、逆風の中でこそ分かる。


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土木学会建設マネジ委/若手向け教科書作成に着手/ノウハウ形式知化し共有

 土木学会建設マネジメント委員会(石原康弘委員長)は、「新教科書作成企画小委員会」を設置し、建設マネジメントを体系的に学べる新たな教科書づくりに乗り出す。これまでの活動成果や他学会のマネジメント技術の動向などを踏まえ、「建設マネジメント学」を体系化する。石原委員長は「若手技術者や、これから建設産業への入職を希望する大学生、大学院生に向けた、インフラマネジメントの入門書、指南書を意図している」と話す。
 建設マネジメントは、品質、コスト、工程、安全管理だけでなく、調達・契約や公共投資政策、建設産業政策、人材育成まで幅広い分野に及ぶ。ノウハウの多くは、技術者や技能者の経験や勘に頼る「暗黙知」として受け継がれており、体系的に伝えることが難しかった。
 石原委員長は、少子高齢化や担い手不足が進む中、「共通するノウハウを形式知化し、技術者同士で共有できる仕組みが必要だ」と指摘。教科書づくりを、マネジメント技術を体系化する取り組みの柱とする。
 これまで『社会基盤マネジメント』(堀田昌英、小澤一雅著、技報堂出版)、『建設マネジメント原論』(國島正彦、庄子幹雄編、山海堂)などが出版されてきた。過去の内容を踏まえながら、内容を更新し、若手にも分かりやすい教科書を目指す。理論を並べるだけでなく、現場に配属された若手技術者が段取りなどを実感できる「実践的で親しみやすい内容にする」(石原委員長)という。「いきなり漫画は難しいが、読みやすいものにしたい」と話す。
 完成までには数年かかる見通し。編集方針を年度内に固め、来年度から執筆に入る。


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from 行政・団体 – 日刊建設工業新聞 https://www.decn.co.jp/?p=187071
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長崎県大村市/新庁舎棟建設工事/大林組JVに

 長崎県大村市は7日に条件付き一般競争入札を開札した「大村市新庁舎(庁舎棟)建設工事」の落札者を133億4000万円(税抜き)で大林組・西海建設・高瀬建設JVに決めた。2者が応札した。9月議会で工事請負契約の締結に関する議案を上程し、議決後に契約締結する。
 新庁舎は現庁舎の老朽化に伴う移転建て替えとして計画している。建設地は市民プール跡地と森園ファミリースポーツ広場の敷地(森園町、約2・2ヘクタール)。新庁舎は敷地西側の庁舎棟、東側の別館の2棟で構成する。
 庁舎棟の工事概要は庁舎棟RC一部SRC一部S造(免震構造)5階建て延べ1万8642平方メートルの建築、電気設備、機械設備工事。工期は10月2日~2029年1月19日。
 実施設計の概要によると、庁舎棟の1階はエントランスホールや窓口、2~3階は会議室や多目的室、4~5階は議会機能となる。4階には屋上テラスとつながるロビーを設け、大村湾や長崎空港を一望できる空間に仕上げる。天井や壁などの内装材として市産木材を活用する。29年6月の供用開始を予定している。
 敷地東側の別館には倉庫や書庫を集約し、一部の倉庫は外部から直接出入り可能な仕様とする。庁舎棟と2階部分でつながる渡り廊下も設ける。別館は27年度に別途、施工者選定の手続きを予定している。
 設計担当は安井建築設計事務所・クガ・ノダ建築設計事務所JV。


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