2026年7月24日金曜日

建コン九州/夢アイデアまちづくりの提案募集/9月30日まで受付

 建設コンサルタンツ協会(建コン協)九州支部は第24回「夢アイデアまちづくりに関する提案」の作品を募集している。まちを楽しく元気にし、人が驚き、感動するアイデアを受け付ける。応募は9月30日まで。まちづくり構想や観光、地域振興など作品のジャンルや対象地域は自由。
 応募部門は「一般の部」、中学生以下を対象とした「ジュニアの部」。一般の部は応募の書式・枚数は問わないが、400字詰め原稿用紙10枚程度が目安。ジュニアの部はA4用紙2枚分の指定様式で受け付ける。
 賞金は一般の部は最優秀賞10万円分、優秀賞3万円分、優良賞1万円分の商品券、ジュニアの部が最優秀賞1万円分、優秀賞5000円分、優良賞3000円分の図書券を贈る。本年度からインフラ分野で実現に向けた具体性があり、行政と連携して動かせる可能性のあるアイデアを評価する「九州夢インフラ賞」も新たに創設した。
 11月28日に「夢アイデア交流会2026」を福岡市中央区のTKPエルガーラホールで開催し、1次審査を通過した作品の発表や審査、表彰を行う。ライブ配信も実施予定。
 夢アイデアは理想の地域像の夢やアイデアを具現化することで、より良いまちづくりを目指す同支部独自の活動。累計1000件以上の応募があり、実現に向け進んでいる案もある。
 応募や問い合わせは同支部の夢アイデア交流会事務局(電話092・434・4340、FAX092・434・4342、メールqsinfo@jcca.or.jp)へ。


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from 行事 – 日刊建設工業新聞 https://www.decn.co.jp/?p=186304
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回転窓/漫画で触れる職人の魅力

 待ち望んでいた漫画作品の第2巻が発売された。伝統の手仕事を圧倒的ディテールと珠玉のドラマとともに描く『神田ごくら町職人ばなし』(坂上暁仁著、リイド社)。人気作品とあって先日訪れた書店には平積みされていた▼おけ職人や刀鍛冶、畳刺し、左官といった職人の技と意地を静かな熱さで伝える短編集の前作に対し、今作は長編。職人の試練と宿命を描く建具屋編を完全収録している▼仕事は早いが全てにおいてずさんな建具職人・惣次が、親方の厳しい教えに反発し賭場で渡世の争いに巻き込まれていく。命と引き換えに命じられた建具修理に没頭する中で、親方の思いに気付き、そして建具の技と道具の大切さに目覚めるという展開だ。読者は圧巻の描写に引き込まれる▼神田ごくら町は粋でいちずな職人の町として描かれているが、小欄が暮らす東京の下町も職人の町。畳や表具、指し物、のれん染めなど職人たちの息遣いを感じるが、いつまで続くのか不安も少なくない▼手仕事を通じて生み出された製品や空間には、作り手の技術やぬくもり、情熱が宿る。そうした職人の魅力に、一つの漫画作品を通じて触れられる。


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from 論説・コラム – 日刊建設工業新聞 https://www.decn.co.jp/?p=186294
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東日本高速道路東北支社長・加藤健治氏に聞く/『安全最優先』軸に4車線化推進

 ◇現場主義で信頼される高速道へ
 東日本高速道路東北支社の支社長に6月25日付で加藤健治氏が就任した。加藤氏は「安全最優先」「現場主義」「全体最適」の三つを軸に、安全で安心な高速道路サービスを提供し続けることが使命と話す。高速道路が本来の機能を発揮するための4車線化事業、防災・減災の観点でリニューアル事業を着実に進める。
 --就任の抱負を。
 「高速道路は地域の産業や暮らしを支え、災害時には命を守る重要なインフラだ。老朽化や災害への対応、担い手不足など、取り巻く環境は大きく変化しているが、将来にわたって地域から信頼される高速道路を維持したい。工事、保全、交通管理、料金、SAなど多くの部署が連携してサービスを提供している。地域社会にとって何が最善かを支社全体で考え、行動できる組織を目指す」
 --力を注ぐプロジェクトは。
 「計画的な更新・修繕によるリニューアル事業を着実に進める。4車線化事業は、最盛期を迎える秋田自動車道で工事をしっかり進めたい。雪の影響を受けにくい常磐自動車道は、東北自動車道のバックアップ路線としても4車線化を急ぐ。地域の発展や国土強靱化を考えると、都市圏の環状道路も2車線区間が残っていることが課題と認識している。仙台北部道路と仙台南部道路で検討を深める」
 「民営化でエリア運営の考え方は大きく変わった。交流人口が増えればお客さまも増える。そのための施策を進めていく。災害対応では東北道路啓開計画が策定された。ドローンなどの新技術を活用し、実効性の高い災害対応力を身に付けたい」
 --働き方改革と生産性向上にどう取り組む。
 「限られた時間で付加価値の高い成果を生み出せる環境づくりが重要だ。DXやICTを積極的に活用し業務の効率化と省力化を追求する。最終的に事業を支えるのは人だ。技術や経験の継承をこれまで以上に意識し、人材育成に力を注ぐ。建設会社の負担を軽減するため、書類の簡素化や遠隔臨場など、できることを臆せず対応する。どのような取り組みが効果的か継続的に対話する」
 --組織運営で心掛けることは。
 「現場を知らなければ適切な判断はできない。良い情報だけでなく、リスクや困り事も上層部に届く組織が理想だ。若手、ベテランを問わず自由に意見が交わせる風通しの良い職場を大切にしたい。多くの関係者との対話を重視し、共通の目標に向かって力を合わせていく」。
 (かとう・けんじ)1993年東京工業大学大学院土木工学科修了、日本道路公団入り。関東支社東京外環工事事務所長、建設事業本部建設部長、同副本部長を経て6月から現職。信条は「和を以て貴しとなす」。東京都出身、58歳。


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from 人事・動静 – 日刊建設工業新聞 https://www.decn.co.jp/?p=186289
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三井不/産業デベの地位確立/DC開発に6000億円超投資

 三井不動産は23日に都内で会見を開き、ロジスティクス部門の事業展開を説明した。海外を含めた開発物件が88件、累計投資額は役1兆4000億円に達した。開発中の案件が24件(総延べ約140万平方メートル)あり、年度内に「MFIP海老名&forest」など4件が完成する。今後は物流だけでなく、データセンター(DC)や研究所なども開発ターゲットに位置付け、「産業デベロッパー」としての地位を確立する。DC分野の投資規模は2035年度までで6000億円以上を計画している。
 ロジスティクス部門の中核となる物流施設は、26年度中に「MFIP海老名&forest」「(仮称)MFLP入間II」「(仮称)MFLP三郷」の3棟が完成予定。倉庫以外では「相模原DC計画」も27年1月の完成を控える。
 さらに同9月には大坂都心エリアの旗艦施設となる「SGリアルティ・MFLP大坂加島」(延べ21・1万平方メートル)、28年9月には「NLFP・LOGIFRONT京都八幡I・II」(総延べ23・9万平方メートル)などの大型案件が竣工見込みだ。会見で涌井耕人ロジスティクス事業部長兼イノベーション推進室長は「年6~8件を安定的に供給していきたい」との考えを示した=写真。
 ただ建築費の高止まりで、市場環境の厳しさは増している。冷凍冷蔵倉庫の開発など物流倉庫の付加価値向上に取り組む。人流創造など街づくりとの連携や防災機能の付与など、同社の強みとする「街づくり型」の物流倉庫開発に一層力を入れる。蓄電池やコンテナ型DC、ペロブスカイト太陽電池など先端技術などの導入を検討する。
 将来的な自動運転への対応も視野に入れる。25年4月に自動運転車両向け地図サービスを提供するダイナミックマッププラットフォームと提携協定を締結。今月21日には自動運転トラックを開発するT2(東京都千代田区、熊部雅友代表取締役兼最高経営責任者〈CEO〉)への出資も発表した。さらにトラックバースの荷役時間管理ソフト「&LOGI Berth」を開発し、サービス展開を検討しているという。
 DC事業は現在、運用中3棟、開発中が7棟。主に東京・多摩エリアと大阪・北摂エリアを中心に開発していく方針。目標額は昨年発表した35年度までに6000億円超を据え置いたが涌井部長は「既に開発中案件だけで3000億円を超えている。柔軟に対応したい」と述べ、目標の上方修正に含みを持たせた。エリア面でも「実需を拾っていきたい」と多摩、北摂エリアに限らず開発案件を模索していく姿勢を見せた。


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from 企業・経営 – 日刊建設工業新聞 https://www.decn.co.jp/?p=186295
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泥リ協/特定建設資材位置付けなど要望/国交、環境両省へ

 泥土リサイクル協会(泥リ協、嘉門雅史理事長)は、建設汚泥の適正な現場利用と工事間利用を促すための制度改正を国土交通省と環境省に申し入れた。建設汚泥を建設リサイクル法の特定建設資材に位置付けることや、発注者が現場内利用と工事間利用を検討することの義務化などが柱。地域で資源を循環させる「地域循環型リサイクル」の実現を求めた。
 嘉門理事長が15日、国交省の森下博之総合政策局公共事業企画調整課長と、環境省の大川正人環境再生・資源循環局廃棄物規制担当参事官室参事官に要望書を手渡した。
 建設汚泥は再資源化率が94・6%と高い水準にあるものの、中間処理、再販売が多い。国の調査によると、現場内利用率は21・0%、工事間利用率は0・3%にとどまっている。泥リ協は、建設汚泥を地盤材料として再利用するための技術開発、人材育成に取り組み、現場内利用と工事間利用は累計70万立方メートル超の実績がある。コスト削減、二酸化炭素(CO2)の排出削減効果を確認している。
 現場利用、工事間利用を巡っては発注者の検討不足が指摘され、制度上のインセンティブ、不明確な廃棄物該当性判断、需給のマッチングなどが課題に挙がる。そこで特定建設資材への位置付けなどに加えて、▽利用率に関する数値目標(KPI)の設定▽総合評価方式や工事成績評定での加点などの経済的インセンティブの導入▽工事間利用を促進する広域マッチングシステムの整備▽廃棄物該当性判断の明確化▽発注者や設計者を含めた人材育成制度の充実-を要請した。
 要望の実現は、最終処分量やCO2排出量の削減、不法投棄の防止につながると見ている。泥リ協は建設汚泥のリサイクルを「処理から資源循環へ転換」することで、建設分野のGXとカーボンニュートラルの実現に貢献する活動に力を入れるという。


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from 行政・団体 – 日刊建設工業新聞 https://www.decn.co.jp/?p=186299
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京都市/学校空調設備BTO/Daigasエナジーグループに

 京都市は、6月23日に一般競争入札(WTO対象、総合評価方式)を開札した「京都市立学校空調設備整備事業」の落札者を266億8751万0094円(税抜き、以下同)でDaigasエナジーグループに決定した。事業手法はBTO(建設・移管・運営)方式のPFIを採用。市内の141小学校と59中学校、5義務教育学校を対象に既存空調設備の大規模更新を行う。予定価格は336億7079万1000円だった。
 グループの構成員はDaigasエネテック、エネ・グリーンの2社。協力企業は総合設備コンサルタント、ダイキンエアテクノ、フロンティアコンストラクション&パートナーズの3社。
 事業内容は、▽設計▽施工▽工事監理▽所有権移転▽性能保証▽維持管理▽移設。
 8月に基本協定を締結する。9月に同グループが設置する特別目的会社と仮契約を結び、12月議会の議決を経て正式契約する。設計・施工期間は2027年1月~30年3月、維持管理期間は27年4月~44年3月を想定する。具体的なスケジュールは今後詰める


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from 工事・計画 – 日刊建設工業新聞 https://www.decn.co.jp/?p=186303
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オリエンタル白石ら/ニューマチックケーソン工法設備配置計画の自動化ソフトを開発

 オリエンタル白石は、ニューマチックケーソン工法の設備配置計画を自動化するソフトウエアを開発し、全社展開を始めた。地上の工事ヤードや作業空間内で使う設備配置案を自動で作成する。従来数日かけて作成していた配置案を、20分程度で算出できる。ソフトには熟練技術者のノウハウを盛り込み、配置計画業務の均質化を目指す。
 ソフトは東京大学発のAIスタートアップの燈(東京都千代田区、野呂侑希社長兼最高経営責任者〈CEO〉)と共同で開発した。
 自動処理と人の手を組み合わせ、効率化と正確性を両立。対象の現場の図面(DXFファイル)から地上の工事ヤードやケーソンの寸法や形状を読み込むと、受変電設備や掘削重機など、必要な設備配置を出力する。人の手で位置を仮決めし、その後ほかの設備位置を再計算する機能も備えた。配置案はDXFファイルとして出力でき、現場図面としての使用も可能だ。
 オリエンタル白石によれば従来、ニューマチックケーソン工法を用いた施工に必要な設備の配置計画立案には多くの時間と労力を要していた。掘削重機や地上に土砂を搬出するシャフト、地上で土砂を受け取る揚重機の位置などが相互に干渉するため、考慮する条件が多い。熟練技術者が数日かけ配置案を作成していた。
 同社は今後使用者から改善点などの意見を集め、2028年ころに改良版のリリースを目指す。


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from 技術・商品 – 日刊建設工業新聞 https://www.decn.co.jp/?p=186301
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2026年7月23日木曜日

スコープ/ジオテクノロジーズが新サービス/AIが地図を「理解」し意思決定支援

 キーワードを入力するだけで、AIエージェントが条件に合う場所を特定してくれる。そんなサービスが実用段階に入った。ジオテクノロジーズ(東京都文京区、八剱洋一郎社長)のAIエージェントは、地図情報に加え、人流や購買、画像データなどを学習・解析。「急カーブの多い道を抽出して」「変わった形の郵便ポストを探して」といったキーワード検索に応え、利用者の意思決定をサポートする。
 同社は、地理空間情報と自律型AI基盤を組み合わせたAIエージェント「GeoTechAgent」の提供を4月に始めた。人間の主観やニュアンスを含む自然言語で高度な空間解析ができるのが特徴だ。日常の言葉で入力するだけで、条件に合う場所を即座に特定する。
 AIが地理空間情報を理解できるよう、最新技術を取り入れた。同社独自のデータから関連情報を検索し、回答精度を高める「RAG」や、AIと外部システムを円滑に連携させる接続規格「MCP」を採用。自社データに直接アクセスし、正確な回答を生成するとともに、将来の機能追加にも対応できる拡張性の高い基盤を構築した。
 AIエージェントは、機械学習を出発点に、自然言語対話、時間軸予測、エコシステム構築へと段階的に機能を高度化していく。「急カーブの多い道」は地図データ、「変わった形の郵便ポスト」は画像データから回答する仕組みを実現している。
 「生きたデータを集める仕組みが確立できているのが強み」と話すのは、中村比呂記氏(最高AI責任者〈CAIO〉)。精度の高いデータは、AIによる分析の信頼性を支える土台になっている。
 同社は1995年、自社整備の地図サービス「MapFan」の提供を開始した。豊富な地理空間情報を基に、目的地までの最適な経路を案内する。車、自転車、徒歩に加え、大型車向けのルート検索にも対応。地図は車載カメラの映像などを基に作成し、毎月1回更新している。常に新鮮な情報を蓄積し続けているのが強みだ。
 2020年には移動するだけでポイントがたまるアプリ「トリマ」をリリースした。5月時点の累計ダウンロード数は2500万件に達した。同社によると、利用者の同意を得た上で、1日当たり約10億件の位置情報を取得している。レシートの写真を投稿するとポイントがたまる機能もあり、購買データも取得できる。年代や性別などの属性に加え、移動ルートなどのデータも収集している。
 写真投稿型アプリ「ジオクエ」は、街中のビルや駐車場など指定施設を撮影するとポイントがたまる。利用者が投稿した画像は、同社の地図や道路規制情報の更新に活用される。さまざまなアプリを通じて集めた膨大で最新のデータが、AIエージェントの信頼性を高め、さらなる進化につながっている。
 一般的な生成AIは現在、空間情報の意味を理解することが苦手という。「ある地点間を移動したい」と入力すると、インターネットの文字情報を参照して回答する。誤った情報やもっともらしい誤回答を生成するリスクがあるため、信頼性には課題が残る。
 国主導では、地理空間情報とAI技術を組み合わせた「ジオAI」の研究が進む。内閣官房と国土交通省は2月、「ジオAI研究会」を立ち上げ、地理空間情報とAIを組み合わせる取り組みについて産学官で議論を開始した。5月にまとめた中間整理では、防災・減災や都市計画、交通分野などでの活用が見込まれるとした。
 AIで機械やロボットを動かすフィジカルAIと、空間を理解するジオAIを連携させることで、ロボット単体の動きだけでなく、街全体の物流や交通網を最適化する未来も展望する。ジオテクノロジーズも同研究会にGeoTechAgentの事例を提供し、議論を後押ししている。
 中村氏は「行政機関が保有するインフラデータの公開が進めば、さらにAI活用の可能性が広がる」と話す。地理空間情報は世界各国で整備が進み、国交省によると「質・量ともに充実した状態」にある。急速に進化するAIとの融合によって、インフラの整備・維持管理や国土保全、都市計画がどう変わるのか。今後の展開に注目が集まりそうだ。

 □ジオテクノロジーズ沿革□
 1994年パイオニアの全額出資でインクリメントPとして設立。カーナビ地図開発が主力事業。2021年パイオニア傘下から独立。22年から現社名。移動でポイントがたまるアプリ「トリマ」など消費者向けサービスの展開も進める。


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from 企業・経営 – 日刊建設工業新聞 https://www.decn.co.jp/?p=186252
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回転窓/環境配慮が広がる資格

 標高のある高原でこの時期に見頃を迎えるニッコウキスゲ。だいだい色の花はやんちゃでかわいい子どものようだし、少し反り返って咲く姿は気品のある大人のようにも見える▼その群生地は、山道が車で渋滞することが多く、この3連休は長野県のある自然保護センターが回り道を案内していた。大勢の人が花をめでてくれるのはうれしいけれど、こんなに混雑していなかった頃の花の色と山の景色を懐かしく思えた▼日本生態系協会が運用しているビオトープ管理士の受験者が着実に増えている。自然の保全や再生が安心して任せられる技術者を増やすことなどを目的に創設された▼資格は建設技術者にとどまらず、一般の保持者もいて2級は小学生の合格者が登場した。今年の受験申し込みは9月14日まで。入札契約の優遇があって建設関係者の受験が目立つものの、協会担当者は「環境を巡る意識の高さ、広がりを感じている」と話す▼ニッコウキスゲの見頃は1週間ほど。人の暮らしも建設業の仕事も、自然との向き合い方が問われ続けていく。環境配慮の行為が重なって、花の見頃が少しでも延びるようならうれしい。


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from 論説・コラム – 日刊建設工業新聞 https://www.decn.co.jp/?p=186258
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兵庫県/コウノトリ但馬空港在り方検討で最終報告案/将来研究に空飛ぶクルマ活用など

 兵庫県は14日、コウノトリ但馬空港(豊岡市上佐野)の在り方を検討する懇話会の第7回会合を開き、最終報告案を取りまとめた。現有の空港施設を最大限活用しつつ、県と運営会社、地元が一体で、旅客増や防災機能強化など価値向上に取り組む方針を提示。空飛ぶクルマの活用や滑走路延長などを将来に向けた研究課題に位置付けた。
 報告案は、今後あるべき姿に▽人とモノと地域をつなぐ空の玄関口▽多様なモビリティの結節点▽地域の防災拠点▽にぎわい機能-の四つを掲げた。その実現に向け、「着実に取り組むこと」と「将来に向けて研究すること」に区分して施策を整理した。
 今後取り組む施策では、旅客増に向けた利用促進や新たな路線展開、空港公園などを活用したにぎわいづくり、防災拠点としての機能強化を推進。滑走路端安全区域(RESA)の国際的な安全基準への適応を図るほか、衛星航法補強システム(SBAS)を活用した進入方式の適用などで就航率向上に取り組む。
 2026年度はターミナルビル(S造2階建て延べ2255平方メートル)の防災機能強化と、RESAの拡張でそれぞれ実施設計に着手。RESAは滑走路の両端で盛り土造成を行い、それぞれ50メートル拡張する。
 将来の研究項目には、飛行機や空飛ぶクルマ、高速バス、路線バスをつなぐ交通結節点としての役割や、進入灯の整備、滑走路の延長を位置付けた。滑走路延長は地元の期待が大きい一方、費用対効果や航空会社の動向などを踏まえた上で検討を進める考えを示した。
 コウノトリ但馬空港(約38ヘクタール)は1994年に開港し、但馬空港ターミナルがコンセッション(公共施設等運営権)方式で運営。1本の滑走路(延長1200メートル)を備え、大阪国際空港(伊丹空港)との間で朝夕2往復が就航している。


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