2026年2月6日金曜日

回転窓/ベテランの存在を支えに

 2026年はワールドベースボールクラシック(WBC)、サッカーワールドカップ(W杯)など世界規模のスポーツイベントが相次ぎ開かれる。先陣を切るのが、きょう6日に開幕するミラノ・コルティナ五輪だ▼日頃ウインタースポーツに縁遠いが、冬季五輪・パラリンピックの期間中、にわかファンになる人も多かろう。小欄もそれでアスリートの熱戦を心待ちにしている▼日本代表は120人に上り、ほとんどが平成生まれ。昭和世代は4人しかいない。その1人がノルディック複合で日本のエースとして活躍してきた37歳の渡部暁斗選手(北野建設)。今回で6大会連続出場となる▼1998年の長野五輪に触発されトップ選手となり、前回まで3大会連続でメダルを獲得。今季での引退を表明した際は「季節外れの満開の桜を咲かせたい」と、集大成を飾る決意を表明した。五輪を幾度も経験したベテランの存在が若い日本代表を支えるだろう▼今年も本紙協賛による建設会社、建築設計事務所のスキー・スノーボード大会が近く開かれる。真剣勝負とはいえ交流の輪が広がり、大会が大いに盛り上がるのを期待したい。




from 論説・コラム – 日刊建設工業新聞 https://www.decn.co.jp/?p=181392
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岩手県医療局/県立釜石病院(釜石市)建て替え/9月にも基本設計公募

 岩手県医療局は、県立釜石病院(岩手県釜石市)の現在地建て替えに着手する。9月以降に基本設計業務の委託先を公募する。2026年度予算案に建設改良費(基本設計委託料)4722万7000円を計上。新病院の病床数は急性期2棟で120床、回復期リハビリテーション病棟60床の3病棟計180床で、既存病院と同水準の規模を維持する。設計・監理、建設、外構・解体などを含めた概算事業費は計146億円。32年ごろの開院を目指す。
 事業費は、基本・実施設計と工事監理などに4億円、建設に122・4億円、外構・解体などに19・6億円と見積もる。基本設計などに2年、実施設計・工事には4年程度を要する見込み。設計・施工一括(DB)方式や分離発注など、実施設計からの事業手法は今後検討する。
 新病院は2次救急医療機関として、交通外傷などへの対応や救急患者の初期治療を担う。主に内科、循環器内科、外科、整形外科、総合診療科などの入院医療や外来対応を提供。沿岸圏域での回復期機能を強化する回復期リハビリテーション病棟も設置する。
 県医療局は「県立病院等経営計画」(25~30年度)の期間内に釜石病院や遠野病院(遠野市、122床)の建て替えを予定する。
 釜石病院の所在地は甲子町第10地割483の6(敷地面積2万4550平方メートル)。現病院施設は1977年に整備。再整備後は「ケアミックス・連携強化」型の基幹病院に位置付け、高度・専門医療から回復期、リハビリテーションなどの身近な医療までを他基幹病院と連携して対応する。




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九州整備局/ハイブリッドドローンを活用した被災状況調査の実証実験を実施

 九州地方整備局は5日、南海トラフ巨大地震による津波被害を想定し、長距離飛行を可能とする「ハイブリッドドローン」を使った被災状況調査の実証実験を宮崎県内で行った。使用したドローンは、電動バッテリーと内燃型エンジンを搭載したモデルで、通常型よりも長時間、長距離の飛行に強みがある。延岡市~日向市の沿岸約36キロを2時間30分程度かけて往復し、港湾施設などの映像や3D点群データの取得に成功した。
 今回の実証は補助者を配置しない無人地帯での完全目視外飛行の「レベル3・5飛行」の形式で実施。ハイブリッドドローンのレベル3・5飛行は国土交通省で全国初の試みとなった。
 実証で使用した機体は、幅約1・3メートル、高さ約60センチ、重量は12・7キロ。最長の飛行距離は100キロ程度で、巡航速度は時速30~40キロ程度。前方と横方向を撮影できるカメラを各1台搭載した仕様となっている。
 同日の実証では延岡市方財町の五ケ瀬川河口から離陸し、長浜海岸、遠見半島に沿った海上ルートを南下し、日向市日知屋の日向岬グリーンパークで折り返して離陸地点まで戻った。現地は曇天、離陸時の風速は3メートルで、気象条件による大きな支障はなかった。
 飛行中には4K対応の映像を撮影し、現地の様子を鮮明に確認することができた。実証の前日には試験飛行も行っており、約7000枚の空撮画像から3D点群データを生成した。今後、取得した映像や点群データの精度、被災調査での実用性を検証していく。
 九州整備局は昨年2月、同様のルートで長距離飛行型の「VTOL(垂直離着陸)型固定翼ドローン」による飛行実証を行っている。VTOL型は飛行速度は速いものの、強風時のバッテリー消耗度や、3D点群データの精度面で課題があった。
 福岡市内から遠隔で映像データを確認した松木厚廣災害対策マネジメント室長は「VTOL型は映像の取得、ハイブリッドドローンは点群データの取得など、それぞれの機体ごとに強み、弱みがあると思う」と話した。今後もさまざなな機体、条件で実証を繰り返し、被災状況調査でのDXのさらなる促進に努めていく考えだ。




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清水建設/26年3月期予想を大幅上方修正/5期ぶり営業利益1千億円超

 清水建設が2026年3月期の連結業績予想を大幅に上方修正した。売上高は25年11月7日公表の前回予想値と比較して5・2%増となり、24年3月期以来2期ぶりに2兆円に乗る見込み。本業のもうけを示す営業利益は前回予想を41・0%上回り、21年3月期以来の1000億円台を見込む。国内工事が順調に進捗し、採算重視の受注戦略や工事採算の回復、開発事業の利益増なども奏功した。
 修正後の連結業績予想は売上高2兆0100億円(前回1兆9100億円)、営業利益1100億円(780億円)、経常利益1110億円(730億円)、純利益1100億円(750億円)。単体は売上高1兆5500億円(1兆4700億円)、営業利益820億円(530億円)、経常利益925億円(580億円)、純利益1290億円(730億円)。
 修正後の連結売上高と各利益は、来期で最終年度を迎える3カ年中期経営計画の目標(売上高1兆8900億円、営業利益1000億円、経常利益950億円、純利益700億円)を全て前倒しで達成できる見通しとなった。
 単体の完成工事総利益(粗利益)率も前回予想を1・6ポイント上回る10・7%と2桁に乗る見通し。建築は10・6%(前回比1・6ポイント上昇)、土木も10・9%(1・3ポイント上昇)に上方修正した。
 同社によると、北米の不動産子会社で減損損失の計上があったものの、純利益は過去最高を更新する見込み。5月に予定する26年3月期の業績発表と来期の業績予想設定に合わせ、中期経営計画の目標見直しも視野に入れる。




from 企業・経営 – 日刊建設工業新聞 https://www.decn.co.jp/?p=181406
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竹中土木/山岳トンネル現場で重機の遠隔操作に成功/自由断面掘削機とコンクリ吹付機

 竹中土木は山岳トンネル工事で使う重機を遠隔操作する技術を開発した。機械掘削時に使用する自由断面掘削機と、コンクリート吹き付けを行うエレクター付きコンクリート吹き付け機の2機種を実現場で遠隔操作した。無線LANと光回線を活用しトンネル坑内に通信環境を構築。自由断面掘削機は坑内だけでなく、数キロ離れた工事事務所からも操作可能だ。
 国土交通省東北地方整備局発注の「国道121号湯野上2号トンネル工事」(福島県下郷町)の現場で重機の遠隔操作に成功した。トンネル切羽の肌落ち災害防止と生産性向上が狙い。
 自由断面掘削機(ブーム・ヘッダー)は、切羽から後方約150メートル離れた操作室で操縦。粉じんや騒音の影響を受けずに掘削作業ができる。重機に広角マルチカメラを搭載し、俯瞰(ふかん)カメラ映像と合わせリアルタイムで操作室に伝送し、映像・操作信号の超低遅延伝送を実現した。電子制御を導入し、実機と同様の操作パネルで掘削作業が可能。オペレーターの違和感を軽減している。
 コンクリート吹き付け機は、切羽の後方約150メートルにある操作室から操縦する。切羽近くに設置した3台のPTZカメラ(左右・上下・拡大縮小が遠隔で可能)と、オペレーター視点の360度カメラ1台の映像をリアルタイムで操作室に伝送。映像を確認しながら実際の操作レバーと同じもので吹き付け作業を行う。搭載したLiDAR(ライダー)により出来形計測し、遠隔での出来形管理も可能だ。
 同社は山岳トンネル公費で重機の遠隔化・自動化をさらに進め、労働災害ゼロを目指す。将来的には他工種への応用も視野に入れ、安全性・効率性の向上や働き方改革などの取り組みを進化させていく。
 重機の遠隔化実現に向け、伊藤忠TC建機(東京都中央区、高橋和好社長)、ARAV(東京都文京区、白久レイエス樹代表取締役)、Nexus Solutions(東京都品川区、岡本剛司社長)、金子組(岡山県倉敷市、金子太一代表取締役)の協力を得た。




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2026年2月5日木曜日

回転窓/レンジャーのカレンダー

 北海道の利尻礼文サロベツ国立公園はこの時期、雪の砂丘などをエゾシカの群れが駆ける。晴天の日、サロベツ西海岸に立てば、海の向こうにある利尻山に沈む夕日が眺められる▼国内最北端の国立公園は、海や島の風景が特徴の一つ。短い夏にはリシリヒナゲシといった固有種の花が咲く。国立公園の指定から半世紀が過ぎ、調査やPRを強化しようと、ボランティアを追加募集している▼国立公園は全国に35カ所ある。環境省の国立公園管理官や自然保護官などが1953年からレンジャーとして配置され、許認可や動植物の保護に従事してきた。現在、レンジャーは全国に390人ほど。自然保護官補佐(アクティブレンジャー)やボランティアも業務に携わっている▼各地のレンジャーが撮影したえりすぐりの写真を使った「国立公園カレンダー」が、2026年版から一般販売された。売り上げの一部は国立公園基金に充てられ、環境保全に使われる▼26年版は、利尻礼文サロベツ国立公園など、表紙を含めた13枚の写真を掲載した。雄大な自然と公園の魅力が広く知られ、保全に役立てば、動植物もレンジャーも喜ぶだろう。




from 論説・コラム – 日刊建設工業新聞 https://www.decn.co.jp/?p=181363
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エネ調小委/地域の価値高める評価を/国産パネル導入支援必要

 総合エネルギー調査会の小委員会は3日、太陽光発電の導入を巡る支援の在り方を議論した。委員からは、設置地域の価値を高めたり、国産太陽光発電パネルの導入を促したりする措置で、対応を求める意見が出た。会合では再生可能エネルギーを長期の安定電源としていく取り組みも確認した。
 省エネルギー・新エネルギー分科会と電力・ガス事業分科会の再生可能エネルギー大量導入・次世代電力ネットワーク小委員会が会合を開いた。地上設置の事業用太陽光発電は、設置する地域との共生が課題になっている。経済産業省の有識者検討会では、国のFIT(固定価格買い取り)制度や、売電価格に補助を上乗せするFIP制度の新規支援について2027年度から対象にしないことへの賛意がある。一方、再エネを主力電源化する政府方針を踏まえ、屋根設置をはじめ地域と共生させながら導入をさらに進めることも求められており、小委員会で支援を重点化する太陽光発電の類型などを議論することになっていた。
 この日の会合では、「メガソーラー(大規模太陽光発電)を攻撃するだけでなく、地域にどういう価値をもたらすかの検討」を求める意見があった。設置に対して「マイナス要素をなくす評価から地域の発展を促す評価も必要」という指摘も出た。屋根設置の合理性を検証した上で導入の促進策を議論したり、「国産パネルを大規模に導入できるよう応援する仕組み」を求めたりする意見もあった。重点化する太陽光発電に対する具体的な支援の方向は、経産省の調達価格等算定委員会が検討、決定する方向となっている。
 12~16年度に導入された事業用太陽光は約46万件、電源は約2900万キロワットあり、国の総発電電力量の3~4%に当たる。32年度から調達期間・交付期間が終わるため、経産省はアクションプランに基づき、長期の安定電源とするための取り組みを進めている。同小委員会には、地域との共生や自然配慮をうたった行動理念・原則を関係団体が策定していたり、事業評価と損害保険を組み合わせた民間の事業展開が進んでいたりすることが報告された。災害・盗難リスクの指摘もあった。




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働き方改革/日立プラントサービス/東京・上野に本社移転

 ◇働きやすさが力に変わるオフィス
 どこで働いても、最良のアウトプットができるようにしたい--。日立プラントサービスは昨年8月に、本社を東京都豊島区から台東区の上野イーストタワーに移転した。新オフィスは本社で働く約1000人の従業員が本領を発揮できる環境を目指し、フリーアドレス制や座席管理システムの導入など多彩な工夫を凝らす。オフィスづくりの実務を担った人事総務本部の担当者たちにこだわりを聞いた。
 新本社の所在地は東上野2の16の1。徒歩圏内にJR上野駅など5駅がそろう好立地だ。同社は地下1階地上25階建ての上野イーストタワーの3・5フロア分に入居する。同じビルには日立グループ各社が集結し、2~4階には共用フロアとして会議室やサテライトオフィスが整備されている。
 執務フロアはフリーアドレスを前提とした執務席や、コミュニケーションエリア、ボックス型の集中ブースを設置。大容量のポータブル電源などをそろえ、場所を選ばずしっかり働けるように工夫する。会議室不足を解消するため、ちょっとした打ち合わせをすぐにできるようにした。
 フリーアドレス化に合わせ、新たに座席管理システムを構築。フロアのビーコンが社用携帯電話と連動し、誰がどこにいるのかをリアルタイムで把握できる。総務部総務グループの加賀谷明子主任によると、「在宅勤務やフリーアドレスでも、従業員がどこで働いているかがお互い分かることで、スムーズなコミュニケーションを促す」ために導入。従来は各部署の庶務担当者が手作業で座席表を更新しており、業務の大幅な効率化につながっている。
 エントランスは、コーポレートカラーである紺を基調としている。シンボルスポーツとして応援しているパラアイスホッケーや、ユニホームスポンサーであるサッカーJ1・柏レイソル、協賛するラグビートップイーストリーグ・日立サンネクサス茨城のユニホームなどを飾り、スポーツ支援の取り組みも紹介する。
 移転を機に勤務制度を改革し、リモートワークの対象者を拡大。東京都内(上野、秋葉原、大森)や神奈川県内(横浜、戸塚、新川崎、小田原)など各所でサテライトオフィスを利用できるようにした。
 村手俊之取締役本部長は移転の狙いを「ワークプレイスの見直しによる生産性向上」と強調する。2024年の創業60周年の節目に、移転ありきではなく、働き方を切り替える手段としての移転を決めた。コロナ禍を経たニューノーマル(新常態)の働き方を形にし、コミュニケーションの活性化を目指した。
 当初は旧事務所内での見直しを検討したが、総務部総務グループの佐々木修一課長は「書類の削減・電子化でスペースを空けるところから着手しようとしたが、目的周知が難しく、なかなか進まなかった」と明かす。移転先の選定は環境・社会・経済の三つの価値を軸に検討。親会社・日立製作所の本社地区「東京~上野エリア」に合流することで、日立グループの各社と連携を強化する意図もあった。
 貸借面積は従来より300平方メートル以上減り、3・5フロアで計4893平方メートルにとどまる。しかし、座席に固定席とフリーアドレスのハイブリッド型を採用することで、以前を上回る座席を確保した。「集中したい、交流したいなど目的やタイミングに応じて出社か在宅か、どこで働くかを変えていく」(村手本部長)働き方を形にした。
 今後について、佐々木課長は「本社以外の現場や地方拠点を含め従業員の働きやすい環境の提供、エンゲージメント向上を目的として建設業のイメージにとらわれずにワークプレイスを整えていきたい」と語る。移転から5カ月余り。従業員には使い心地のアンケートを取る予定だ。3人は「これで終わりではない。従業員の声を聞きながらより良いオフィスにしたい」と声をそろえる。




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静岡県湖西市/新庁舎建設基本計画案/供用開始時期を先送り

 静岡県湖西市は、「湖西市新庁舎建設基本計画案」をまとめた。建設候補地は現庁舎北側とし、規模は延べ約1万平方メートル、建設工事費は約80億円と試算した。整備手法は従来方式を想定しているが、今後の状況に応じ最適な手法を選定する。当初は2029年度の供用開始を目標としていたが、他の大型事業との兼ね合いから先送りすることも決めた。
 新庁舎には健康福祉センター、市民活動センターの機能を集約する。4階建てで延べ約1万平方メートルを見込んでいるが、▽ペーパーレス化の進展による倉庫・書庫の縮減▽執務室内のキャビネットや書庫の縮減▽一部執務室のフリーアドレス化などによる執務室面積の縮減-などを検討して決める。主構造はRCかS造とし、内装材や家具などの備品は木質化する。新庁舎全体で500立方メートルの利用を目標にした。
 現時点の概算事業費は約90億円。内訳は調査・設計費が約6億円(工事監理費含む)、建設工事費は約80億円(新庁舎、車庫・倉庫の新築工事、既存庁舎の解体含む)、器具・設備導入や移転などその他費用が約4億円。
 事業スケジュールは、基本設計に約2年、実施設計は約1年半、建設工事は2年を想定。事業を円滑に進めコスト管理も行うため、基本設計着手に合わせCM(コンストラクションマネジメント)業務も委託する予定。整備手法は従来方式を想定するが、社会情勢の変化など市を取り巻く状況によっては、DB(設計・施工一括)方式など最適な手法やスケジュールを検討する。設計着手から完成まで約6年を想定するが、財政状況や他事業の進み具合によっては、各工程の移行に一定期間を設ける場合もあるとした。




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2026年2月4日水曜日

神奈川建設重機協組/磯子工高で出前授業開く/クレーンオペレーターが実機操作指導

 神奈川建設重機協同組合(大平道成理事長)は2日、横浜市磯子区の神奈川県立磯子工業高校で出前授業を開いた=写真。建設科の2年生30人(うち女子生徒5人)が参加。クレーン実機の操作体験、シミュレーターによる作業の疑似体験、クレーンオペレーターとして働く卒業生らとの対話イベントを通じ、クレーンオペレーターの仕事を知ってもらった。
 冒頭、大平理事長は「出前授業をきっかけにクレーンオペレーターを目指す先輩は多く、毎年何人かが入職する。実際にクレーンを操作することで、力強さや作業の繊細さが実感できる。クレーン車による仕事の醍醐味(だいごみ)を楽しみながら学んでほしい」と呼び掛けた。来賓の関東地方整備局・佐藤孝建政部建設産業調整官は「話だけではイメージし難いが、出前授業でイメージが膨らむと思う。新たな魅力を発見してもらえればうれしい」と述べた。
 実技実習で使ったクレーン車3台、バックホウ1台は、組合員の市原クレーンサービス、佐藤機工、潮井利興業、恵比寿機工が提供した。各社のクレーンオペレーターが指導。対話イベントでは仕事の良い点や大変な点、給与、休暇、私生活など生徒からの質問に、クレーンオペレーターが本音で答えた。




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