ようやく秋らしい気候に変わり、東京都心では25・1度を観測した24日が今年最後の夏日(25度以上)になりそう。今年153回目、今月14回目の夏日で、1875年の統計開始以来、年間、月別ともに最多記録を更新した▼10月に入っても通勤でノージャケット・ノーネクタイという夏スタイルの人たちが目立った。朝晩少しずつ涼しくなり、日中との気温差からどんな服装にするのか迷う方も多かったに違いない▼今夏は各地で夏日や猛暑日が続き、自治体や企業で1年を通じて軽装での勤務を認める取り組みが広がった。ジャケットなどの着用は個人の判断に任せるが、TPO(時・場所・場面)をわきまえ相手に不快感を与えない服装を求める▼多様な職員が自分らしく働きやすい職場づくりを進めて業務の効率化を図るのが目的。職場で季節や気候に合わせた服を着ることで、空調などに使うエネルギーの節約効果も期待される▼1週間後には立冬を迎えるが、気象庁の1カ月・3カ月予報を見ると気温は高めに推移する見込みだ。今後も気温の変化が大きくなるかもしれず、年末に向け体調管理には十分気を付けたい。
from 論説・コラム – 日刊建設工業新聞 https://www.decn.co.jp/?p=168466
via 日刊建設工業新聞
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