東急建設ら3社が、従来工法に比べ遮音効果を2倍以上に高める木造建築向け遮音材を開発した。天井裏に敷き込むだけで効果を発揮し、工期とコストが削減できる。オフィスや学校、商業施設といった中規模木造建築物に使える。コンクリートスラブを使った建築物にも適用可能で、9月ごろの販売開始を予定している。
木造建築向け天井敷き込み型遮音材「MUTECHIPS(ミュートチップス)」=写真(報道発表資料から)=は、建材メーカーの淡路技建(茨城県牛久市、川上雅文社長)、染野製作所(同、染野真一代表取締役)と共同開発した。淡路技建らが製造・販売を担う。将来的な外販も検討している。
ミュートチップスは、遮音材として再生瓦を粒状にし、専用の袋に詰めている。天井裏の骨組みに敷き込んで使うため、特殊な技術を使わずに設置できる。床から天井材に伝わった振動を粒状の再生瓦が吸収し、床の衝撃音を低減する仕組み。従来工法の石こうボード2枚張りと比較し、2倍以上の遮音効果を確認した。
床側へのアプローチが主流だった従来の遮音工法と違い、室内からは見えない天井裏に施工するため、床のデザインや機能の自由度が高められる。原材料に建設廃材の再生瓦を100%使用しており、廃棄物の有効活用に貢献する。
東急建設は13~15日に東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催される「非住宅木造建築フェア2026」でミュートチップスを展示する予定だ。
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from 技術・商品 – 日刊建設工業新聞 https://www.decn.co.jp/?p=184067
via 日刊建設工業新聞


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