奥村組など3社は、山岳トンネル工事の発破掘削でAIを活用し、適切な装薬量が計画できるシステムを開発した。過去の施工データを学習したAIモデルを活用し、コンピュータージャンボで取得した穿孔データに基づき、装薬孔ごとに装薬量を算出する。実現場でシステム検証した結果、計画値と実績値がほぼ一致すると確認した。今後はシステムを積極展開するとともに、AIモデルの精度検証や改善に取り組む。
「装薬量計画システム」は、ジェーエムエーシステムズ(東京都港区、坂倉猛社長)、アクロクエストテクノロジー(横浜市港北区、新免流社長)と共同開発した。AIモデルを用いて▽穿孔データ取得・編集▽装薬量推論実行▽推論結果表示・出力-の3ステップで、装薬孔ごとに適切な装薬量を計画。穿孔データの取得から推論結果の表示まで、5~10分程度で全断面の装薬量が算出できる。
奥村組施工の「令和5-7年度窪川佐賀道路見付トンネル工事」(発注・国土交通省四国地方整備局)でシステムを検証した。外周装薬孔を対象に、システムによる装薬孔ごとの装薬量計画値と熟練技能者が決定した実績値を比較。適切な装薬量を計画できると確認した。
今後は装薬量計画システムの高度化を図るとともに、装薬孔の穿孔配置を計画するシステムも開発。二つのシステムを統合した高度な発破パターン計画システムへの発展を目指す。
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