戸田建設らは、トンネル工事の覆工自動打設ロボットに搭載する「ポンプ圧送の連動化システム」と「見える化システム」を開発した。コンクリートの打ち上がり高さに合わせて、ポンプ車の動きを自動制御。打設に関するデータを集約し、パソコンでリアルタイムに見られるようにした。圧送ポンプの操作を人力で行う必要がなくなったことで、打設に必要な人員を5割削減できる。管理作業も効率化できる。
システムは大栄工機(滋賀県長浜市、古礒万頼社長)、ムネカタインダストリアルマシナリー(福島市、木下一俊社長)、JUST.WILL(福岡市中央区、西島茂行社長)、北斗工業(神奈川県横須賀市、山口次郎社長)と共同開発した。
ポンプ圧送の連動化システムは、自動打設ロボットの高さセンサーで把握したコンクリートの打ち上がり高さに合わせて、ポンプ車の圧送・停止を自動制御する。ポンプ圧送の制御に合わせて、配管切り替え装置なども自動で切り替える。
見える化システムは、打設高さなどの各種打設データを集約し、パソコンのディスプレーでリアルタイム表示する。打設データは自動的に収集・保存される。完了後の詳細な施工状況確認に活用したり、イントラネットを通じて遠隔地からリアルタイムでモニタリングしたりもできる。
圧送ポンプの操作が不要になり、1回の覆工打設に必要な人員を従来の6人から3人に削減できる。打設状況をリアルタイムに一元表示することで、複数のディスプレーを個別に確認する必要がなくなり、管理作業の効率化や迅速な状況判断を実現できる。管理者が常時坑内で立ち会う必要がなくなり、柔軟な管理体制の構築にも貢献できる。
国土交通省中国地方整備局発注の「令和3年度木与防災木与第1トンネル工事」に導入している覆工自動打設ロボット「セントルフューチャーズ」の新機能として、2025年12月からシステムを適用している。
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from 技術・商品 – 日刊建設工業新聞 https://www.decn.co.jp/?p=184177
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