東京ガスの全額出資会社東京ガスエンジニアリングソリューションズ(TGES、東京都港区、上中孝之社長)らが、北海道釧路市にある製紙工場の跡地でコンテナ型データセンター(DC)事業を始める。年度内に受電容量6メガワットで稼働し、徐々に拡大。最大150メガワットまで引き上げる。工場跡地でのDC事業に関して東京ガスの笹山晋一社長は「40件弱の顧客から引き合いが来ている。契約間近の顧客もいる」と述べ、今後注力する考えを示した。
TGESとゲットワークス(東京都千代田区、中澤秀則代表取締役)、日本製紙が5日にコンテナ型DC事業の初弾案件を発表した。日本製紙釧路事業所の工場跡地の一部(敷地面積5万平方メートル以下)を借り受け、コンテナ型DCを建設する。
10月から準備工事に入っている。2027年3月までに稼働する。電源はまずは日本製紙の自家発電システムを活用する。受電容量を段階的に引き上げるため、ガスコージェネレーションシステムなどの導入も計画。同9月には40メガワットに拡大する。同日都内で会見した笹山社長は「30年代のいずれかのタイミングでは150メガワットクラスに伸ばしたい」と説明した。
TGESとゲットワークスは9月にコンテナ型DCの早期事業化に向け業務提携を結んだ。初号案件でゲットワークスはDCの企画・設計・運営などを担う。TGESは基礎工事や給水・電気設備工事の設計・施工を担当する。日本製紙は用地を提供するとともに、既存受発電設備を使った電力供給を行う。
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