今年は厳しい残暑が続き、10月21日には各地で統計史上最も遅い真夏日を記録した。11月に入り日中は過ごしやすい日もあるが、朝晩は冷え込みが強まり冬の気配も。急に季節が移り、慌てて衣替えをした人も多かろう▼気象庁が今冬(12月~2027年2月)を暖冬傾向と予想している。東日本、西日本、沖縄・奄美で気温が平年より高く、日本海側は降雪量が少ない見込み。一方で東日本の太平洋側、西日本、沖縄・奄美では降水量が多いそうだ▼この要因は、冬にかけて過去最大の強さになる「エルニーニョ現象」。太平洋の赤道付近(日付変更線付近から南米ペルー沖)で海面水温が平年より高く、気圧配置が変わり寒気の影響が小さくなるという▼前回エルニーニョ現象が発生した23年冬(12月~24年2月)を振り返ると、全国の平均気温は高かったが、南岸低気圧で関東や中部が大雪となった。高速道路の通行止めや鉄道の運休や遅延、空の便の欠航など交通機関に大きな影響が出た▼普段雪の少ない地域でも大雪になったり、寒暖差が大きく急に冷え込んだりするとも予想されている。暖冬と油断せず冬の準備を進めたい。
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from 論説・コラム – 日刊建設工業新聞 https://www.decn.co.jp/?p=189087
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