時計に関連する日本最古の記録は日本書紀にある「漏刻を新しき台に置く、始めて候時を打つ、鐘鼓を動す」だそう。古文は不得手で面目ないが「水時計を設置して時刻を鐘や太鼓で知らせた」という意味と理解する
▼天智天皇は671年に漏刻(ろうこく、水時計)を作り、近江大津宮の新台に設置して、鐘や太鼓を鳴らして時報を始めたそう。日本書紀の記述を太陽暦に換算した日付が6月10日。1920(大正9)年に東京天文台らの提唱で「時の記念日」が制定された▼時計によって刻まれた“時間”で生活している日々。時間に間に合わない、時間が足りないと、ついこぼしてしまった経験は誰もがあるだろう。生活が時間に支配されているといっても過言ではない。便利さと効率を追い求め「時は金なり」を実践する現代社会、もしも時計がなかったら一体どうなるのだろうか▼時は誰にでも平等に与えられている。どう生かすかは結局自分次第。24時間を何に使い誰と過ごすのか。時を大切にする心と自分らしい時間の過ごし方を考えてみるのも悪くないと書きつつ、今日も締め切りに追いまくられる新聞作り。残念。from 論説・コラム – 日刊建設工業新聞 https://www.decn.co.jp/?p=174635
via 日刊建設工業新聞


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