小欄が暮らす自治体で10月1日から、「燃やすごみ」として扱っていたプラスチックの分別回収が始まる。最初は少し戸惑いそうだが、新しいルールに早く慣れていきたい▼対象品目を改めて確認してみると、身の回りがいかにプラスチック製品に囲まれているかに気付かされる。歯ブラシや保存容器のような全体がプラスチックのものだけでなく、普段何げなく捨てていたごみの多くが、実は分別の対象だった▼ペットボトルのキャップやラベル、冷凍食品や菓子の包装、弁当容器やカップ麺の入れ物、錠剤のシート…。挙げ始めればきりがないように思える。矢印で「プラ」を囲んだプラマークが、見分けの目安だという▼2020年7月、容器包装リサイクル法の省令改正でレジ袋が有料化され、エコバッグの利用が広がった。けれども、日本のプラスチック削減やリサイクルの取り組みは、まだ始まったばかりといえる▼今回の分別回収は、22年4月施行のプラスチック資源循環促進法に基づく対応だそう。鍵になるのは消費者一人一人の心遣いと丁寧な行動。まずは身近な商品のプラマークを探すことから始めてみよう。
from 論説・コラム – 日刊建設工業新聞 https://www.decn.co.jp/?p=177768
via 日刊建設工業新聞


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