2025年5月30日金曜日

東京・千代田区/神田錦町南部地区まちづくりガイドライン案を策定

 ◇大型オフィスや商業施設導入
 オフィスや文教施設、歴史的建造物などが集積する東京都千代田区の神田錦町南部地区で、再開発に向けた取り組みが前進している。同区はまちづくりの目標や整備イメージを示したガイドライン案を作成した。大型オフィスや商業施設を導入し地域の活性化につなげる。多くの人が集い、交流できる大規模広場を形成するとともに、回遊性を高める歩行者ネットワークも強化する。
 29日の区議会の委員会で区が「神田錦町南部地区まちづくりガイドライン案」を示した。神田錦町南部エリアのうち、ほぼ中央に位置する街区が再開発事業検討地区となる。北側に神田警察通り、千代田通りが西側、東側は区道495号で、南は日本橋川が流れている。
 神田警察通りと千代田通りが交差する再開発事業検討地区には多様な都市機能を集め、人が訪れ、滞在したくなるような仕掛けをつくる。大規模オフィスや商業施設などが入った建物を建設するほか、ホテルなども誘致し、国内外から人を呼び込む。夜間や休日の人口を維持し、まちのにぎわいを創出する。
 周辺の市街地では建物のリノベーションなどに取り組み、低層部ににぎわい機能を組み込む。再開発地区と周辺地域による連携したまちづくりにより、まち全体が盛り上がる体制を整える。
 さまざまな活動が可能な大規模広場は地域の核に位置付ける。建物低層部に設けた文化交流施設や周辺の広場と連動したイベントなどを開く。低層部には文化施設のほか屋上立体広場も整備し、地域の憩いの場を創出する。緑のネットワークを日本橋川沿いから神田警察通りまでつなげる。
 歩行者ネットワーク強化に向けては、再開発事業検討地区で従来の東西方向だけでなく、南北にも人が通行できる空間を構築する。同地区の南西側にある東京メトロ・竹橋駅から大規模広場に人を誘導。広場の先にある神田警察通り沿いの活性化にもつなげる。区道495号の拡充も計画。安全性が高く、快適な歩行者空間を実現する。
 今後は6月25日に説明会を開き、同25日~7月9日に一般からの意見を募集する予定だ。




from 工事・計画 – 日刊建設工業新聞 https://www.decn.co.jp/?p=174291
via 日刊建設工業新聞

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