2026年8月17日月曜日

エトワール海渡/都内の繊維問屋街に交流拠点、26年秋開業

 アーティストや地域住民、来街者が交わる新たな拠点が、国内有数の繊維問屋街に今秋、グランドオープンする。東京都千代田区の東神田に誕生するのは「アートスペース/偶然はない。」。アパレルやファッション雑貨などを扱う総合卸商社・エトワール海渡(東京都中央区、早川謹之助社長)が所有するビルの一部を活用。かつて商談の場だったフロアをクリエーターや研究機関向けのスタジオへとリノベーションし、新たな創作の拠点として生まれ変わらせる。
 アートスペースの所在地は東神田1の13の3。アパレルや服飾雑貨の卸売店が密集する馬喰町に近接する。敷地面積は833平方メートル。地下2階地上7階建て延べ4813平方メートル規模のビルは1969年に完成した。耐震補強を施し、これまでエトワール海渡の「商品部ビル」として使われてきた。
 交流拠点へと生まれ変わる空間設計は安井建築設計事務所が手掛けた。地下2階にレンタル倉庫を設け、地下1階には演劇やダンスの練習にも利用できるスタジオを配置。地上1階は地域住民が利用できるオープンスペースやワークショップスペース、カフェになる。2階は、かつて商談スペースだった区画を生かし、制作スタジオなどとして貸し出す。
 1階フロアは先行オープンしている。アートプロジェクトの企画・運営を手掛けるコマンドAの中村政人ディレクター・アーティストは「アートにおける新しいエコシステムをつくっていきたい」と、ビルリノベーションに込めた狙いを話す。
 エトワール海渡はアートスペースを拠点に、隣接する馬喰町まで含めたエリア構想「馬喰クラート」を描く。早川社長は「『働く』『暮らす』『探す』『作る』が歩いてつながる、新しい感性を育むまちにしていきたい」と期待を膨らませる。


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from 企業・経営 – 日刊建設工業新聞 https://www.decn.co.jp/?p=186862
via 日刊建設工業新聞

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