2026年8月27日木曜日

島根県浜田市/石見神楽保存・伝承拠点基本構想案/工事費31億円試算

 島根県浜田市は、石見神楽の公演や展示・収蔵の機能などを備えた「石見神楽保存・伝承拠点」の基本構想案をまとめた。伝統的な神楽を後世に残し、市内外に情報発信する。舞台設備を備えた舞殿は200人を収容し、常設や企画展示室を設ける。工事費は31億2510万円(税込み)と試算し、機能を圧縮する場合と面積を半分程度にする場合の縮小案も盛り込んでいる。
 市は同案について市民アンケートを行い、今後の方向性を決める。
 基本構想案は神楽関係者や学識者らによる検討委員会がまとめ、市から基本構想策定支援業務を受託したエブリプランが施設規模や概算工事費、縮小案、運営方式などを検討した報告書を作成した。建設候補地は示していない。
 同案では石見神楽を「守り」「伝え」「未来へつなぐ」のを目的に▽収集・保存▽調査・研究▽展示▽教育・普及▽交流-の五つの機能を持った拠点施設を整備する。
 報告書によると、舞殿は舞台を中心に浅敷席を配置し、面積は400平方メートルを想定。400平方メートルの常設展示室や80平方メートルの企画展示室、多目的室、情報発信スペース、収蔵ゾーンなどを含めた全体の面積はおおむね2600平方メートルを見込んだ。
 概算工事費のうち建築費は23億6600万円(税抜き)、展示工事費は4億円(同)と試算した。
 縮小案は舞殿や展示室など主要施設を中心に75%程度に抑えた機能圧縮案(面積1900平方メートル)と半分程度の規模にした最低限機能案(1300平方メートル)を設定。工事費は機能圧縮案で22億6930万円(税込み)、最低限機能案で15億3890万円(同)と算定した。
 検討委は石見神楽に特化した拠点施設として整備することが望ましいと提言している。報告書では郷土資料館を併設し、管理部門などを共有することで効率化され、集客性が高まるとしている。


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from 工事・計画 – 日刊建設工業新聞 https://www.decn.co.jp/?p=187149
via 日刊建設工業新聞

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