2026年8月3日月曜日

三菱地所/大手町ゲートビルディング完成/神田と大手町エリアの交流促進

 東京・神田と大手町をつなぐエリアに新たなランドマークが7月31日に誕生した。三菱地所が手がけた延べ8・5万平方メートルの「大手町ゲートビルディング」(東京都千代田区内神田)。日本経済をけん引する大手町と江戸の文化が残る神田の結節点として、経済・文化の交流と循環を後押しする。二つのエリアを隔てる日本橋川に人道橋も整備。「大手町仲通り」と接続し回遊性を高める。
 大手町ゲートビルディングの所在地は千代田区内神田1の1の16(敷地面積5105平方メートル)。地下SRC一部RC・S造、地上S一部柱CFT造地下3階地上26階建て延べ8万5398平方メートルの規模で完成した。既存のビル2棟を1棟に建て替えた。地権者は三菱地所を含めて9者。三菱地所の個人施行で再開発した。設計は三菱地所設計、工事は大成建設、関電工、新菱冷熱工業、斎久工業、日立ビルシステムが担当した。
 ビルの2~4階は農業や食の産業支援施設が入る。8~25階にはオフィスが入居する。基準階面積は2070平方メートル。大企業からスタートアップまで幅広く対応する。
 ビル建設だけでなく、にぎわい創出につながる周辺のインフラを整備したことも特徴だ。ビルの南側を東西に流れる日本橋川に歩行者専用の人道橋「仲通り散歩橋」を架けた。日本橋川を隔てた対岸の大手町エリア内で南北に延びている大手町仲通りと接続。神田エリアとの人の往来を後押しする。
 日本橋川には防災船着き場「鎌倉河岸船着場」も整備した。災害時の防災力強化に貢献する。平時は観光舟運の拠点としての利用も検討する。人道橋と船着き場は今後千代田区が管理する。
 竣工式後の祝賀会で三菱地所の中島篤社長は「事業開始後、新型コロナウイルスや中東情勢などいくつもの困難を乗り越えて完成した。二つのエリアをつなぐというビルの役割を果たしていきたい」と話した。大成建設の相川善郎社長は「計画地は地下鉄丸ノ内線や首都高、日本橋川が近接している。既存施設に支障をきたすことがないよう当社を始め、施工を担った各社の持てる技術を最大限発揮し完成した」と述べ、高い技術力が求められた工事を振り返った。


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from 工事・計画 – 日刊建設工業新聞 https://www.decn.co.jp/?p=186596
via 日刊建設工業新聞

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