2026年8月31日月曜日

竹中工務店/26年1~6月期は減収増益/施工体制優先し利益確保

 竹中工務店の2026年1~6月期連結決算は減収増益となった。大型案件を含む手持ち工事が順調に進んだ一方、施工体制に合わせて受注を調整・抑制した。
 売上高は前年同期比3・2%減の7479億56百万円。本業のもうけを示す営業利益は、過去に受注した低採算工事が減ったことで、25・9%増の665億90百万円となった。大型工事の進展や採算改善が続くとみて、26年12月期も減収営業増益を予想する。
 経常利益は26・5%増の760億70百万円、純利益は40・3%増の679億93百万円だった。森田章裕執行役員財務室長は「売り上げは前年同期とほぼ同水準で、手持ち工事も順調に進んでいる」と現状を説明。増益要因に「過去に受注した低採算工事が減少し、工事損失引当金の計上がなかった」ことを挙げた。
 業績の先行指標となる単体受注高は47・5%減の4507億円。同社は「マンパワーに見合った施工体制と品質の確保を重視する」(森田氏)方針で受注を抑えている。建設需要は旺盛で「多くの顧客から引き合いがある」(同)ものの、完成工事高は戦略的に通期1兆~1・2兆円程度に抑える。
 26年12月期は売上高1兆5410億円(前期比4・6%減)、営業利益1100億円(18・4%増)、経常利益1220億円(12・7%増)、純利益950億円(7・8%減)を見込む。単体受注高は9665億円(47・8%減)、単体粗利益率は14・7%(4・3ポイント上昇)を予想している。
 国内の建設需要は堅調に推移するとみられるが、物価高や担い手不足が重しとなる。BIM・デジタルを中核とする建築生産システムを活用して生産性を高め、規模が拡大するプロジェクトの設計・施工に対応する。


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from 企業・経営 – 日刊建設工業新聞 https://www.decn.co.jp/?p=187199
via 日刊建設工業新聞

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