存在感のある大きな花が特徴のダリア。改良が進み、濃い赤、薄い紫、2色以上といった色だけでなく、大きさも形もさまざまな品種が出てきた▼毎年盛夏を過ぎてから見頃を迎える地域が多い。埼玉県小鹿野町と秩父市にまたがる両神山の麓にあるダリア園は、9月1日の開園に向けた準備が最終段階に入った。約350種、5000株のダリアが咲く。今年は雨が多く、成長が1カ月ほど早いという▼両神山は標高1723メートル。「日本百名山」の一つで、山犬信仰の歴史に触れながら、鎖場のような労も眺望も楽しめる登山初心者に人気のルートがある▼その途中で新しい山小屋の建設が7月に始まった。神社の参籠施設を解体し、多目的スペースや自然保護の研究室を設ける。搬送はヘリコプターが担う。ふるさと納税からの寄付を募っており、寄付金は山道の修繕や動植物の生息調査にも投じられる▼両神山は春の花や紅葉の名所でもあり「花の百名山」にも選ばれている。早朝の登山からダリア園を回る両神山の秋が待ち遠しい人は少なくない。山小屋の完成は11月としている。工事作業の安全と寄付の増進を願いたい。
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from 論説・コラム – 日刊建設工業新聞 https://www.decn.co.jp/?p=187150
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