2026年9月7日月曜日

淺沼組/建物の揺れを高精度に予測する手法開発/地震後の安全性を診断

 淺沼組は加速度センサーを使って建物の揺れを高精度に予測する手法を開発した。従来よりも設置センサー数を少なくでき、導入・運用コストを削減できる。同社が展開する地震モニタリングシステムに実装し、低コストで地震後の建物安全性診断を提供できるようにする。
 地震モニタリングシステムは建物に設置した加速度センサーが地震時の揺れを即時に分析し、建物の安全性といった診断結果を通知するシステム。システムを構成する技術のうち、少数の加速度センサーの測定値から建物の揺れを予測する技術を開発した。
 加速度センサーは、1階と最上階など一部への設置で済み、全階に設置する必要がない。設計図面に基づく建物の振動特性からセンサーを設置していない他階の揺れを解析的に予測する。建物の構造や規模に関係なく設置できる。センサーは手に収まる小型サイズのため、設置場所を選ばない。
 5階建て建物の全階にセンサーを設置した場合と比較すると、導入コストを約35%、運用コストが約60%削減できる。コスト面での導入ハードルを下げる。
 地震発生後の建物の安全性診断には複数の手法がある。このうち応急危険度判定は技術者の目視に頼るため、判定までに時間がかかったり、判定結果にバラつきが生じたりする点が課題だった。従来の地震モニタリングシステムは、診断精度を高めるため全階に加速度センサーを設置する必要があり、多額のコストが普及のハードルとなっていた。


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from 技術・商品 – 日刊建設工業新聞 https://www.decn.co.jp/?p=187426
via 日刊建設工業新聞

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