2025年10月6日月曜日

京急電鉄と三井不/リゾートホテル建設で協定締結/油壺マリンパーク跡地に

 京浜急行電鉄と三井不動産は、油壺マリンパーク(神奈川県三浦市三崎町小網代1082)跡地にリゾートホテルの建設を目指す。3日に協定を締結した。今後、具体的な事業計画の検討に着手する。両者は地域と連携した持続可能な開発を推進する考えだ。


 油壺マリンパークは施設の老朽化などから2021年9月に閉館した。京急は跡地開発の検討を進めていた。計画地は相模湾と富士山が一望できるロケーション。三浦半島の魅力を高める新たなリゾートエリアの創出を図る。京急が地域に根ざしたエリアマネジメントで培った知見と、三井不が国内外で積み上げたホテル・リゾート開発の実績を融合し、エリアを象徴するリゾートホテルを目指す。
 京急は21年度にスタートした中期経営計画で「都市近郊リゾートみうらの創生」を重点施策の一つに掲げている。三浦半島でのエリアマネジメント活動を強化する方針を明らかにした。
 京急油壺マリンパークは1968年、京急電鉄創立70周年の記念事業として開業した。開業当時、東洋一といわれた大回遊水槽など世界的規模の水族館として人気を集めた。施設の老朽化で維持管理が困難と判断し、閉館を決めた。




from 企業・経営 – 日刊建設工業新聞 https://www.decn.co.jp/?p=178063
via 日刊建設工業新聞

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