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YKKAPの社内組織で、窓に関する文化を研究している窓研究所(山本絹子所長)が、主力製品の窓の普及促進を図るため、「まど体操」を開発した。窓そのものの形に加え、開閉動作を体で楽しく表現するもので、建物の形を表現する「けんちく体操」を作ったチームとのコラボレーションで作った。
ifs未来研究所(川島蓉子所長)が、未来研サロン(東京都港区)で26日に行ったワークショップに出展し、初お披露目した。
ワークショップでは、米山勇氏(東京都江戸東京博物館研究員)を中心とするチームけんちく体操が、けんちく体操を披露。その後、まど体操が紹介され、引き違い窓、上げ下げ窓、オーニング窓の3機種について一般参加者とともに実技を行った。参加者たちは、普段見慣れている窓の開閉動作を、体全体で表現していた。
山本所長は、「製品を普及させるには、メーカーが良いものを作るだけでなく、利用する人に愛着を持ってもらう必要がある。誰にでも分かりやすいまど体操を使って窓に対する関心を集めたい」と話した。
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