枠組み足場組み立ての指導を受ける新入社員たち |
研修期間は23~25日の2泊3日。新入社員らは、足場の仮設工や測量、柱・梁の配筋作業などの座学と実習を通じ、現場で必要な実技の基礎を体験した。笹岡隆利人事部担当部長は「鉄筋の重さは持ってみて初めて分かる。現場の作業を体験し、現場監督と職人が話している内容が理解できるようになるだろう」と今回の研修の意義を話した。
初日に行われた枠組み足場の仮設工実習では、座学や指導員の解説を踏まえ、ジャッキベースや建て枠の設置、ブレースや鋼製布板の取り付けなど一連の作業を実践し、2層式の足場を組み立てた。建て枠(重さ約10キロ)を初めて持った新入社員は、その重さに驚きの声を上げていた。
同社は、今後も事務系新入社員向けに現場作業の実践的な研修を実施する方針。来年度は、現在内定が出ている31人の参加を予定している。土木・建築の技術系新入社員の研修時期に合わせて、4月半ばの実施を目指し、現在センターと日程を調整中だ。
0 comments :
コメントを投稿