「『どぼじょ』の本をブログで紹介したら、その反響の多さに驚いた」。太田昭宏国土交通相は24日の閣議後会見で、建設業界で女性が活躍することへの関心が高まっているとの見解を示した。「『どぼじょ』の本」とは、建設業界で働く女性のインタビューと写真を掲載した『土木女子!』(清文社刊)。9月にこの本に登場した女性4人の訪問を受けた後、自身のブログで「私の読書録」欄に紹介したところ、関心を示す「いいね!」の数が普段の20倍に上った。
「どぼじょ」「建設なでしこ」、トラック運転手の「トラガール」など、国交省関連の業界では女性を表現するネーミングが相次ぐ。太田国交相は、こうしたことが社会的関心を高めることにもつながるとしている。
日本建設業連合会(日建連)ではこのほど、広く業界内で使われることを目指した愛称を「けんせつ小町」と決め、公式用語とすることにした。
日本の未来に希望が持てるよう、「女性が活躍する場が広がっていくことは大切だと思っている」と持論を展開する太田国交相。「近々、けんせつ小町の皆さんの訪問を受ける方向で日程調整を進めている」ことも明らかにした。
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