2014年10月29日水曜日

SKOTT駅伝大会開く/トルネード鹿島が7連覇、5年連続1・2位独占

トルネード鹿島の選手とスタッフ

 ゼネコン大手5社(清水建設、鹿島、大林組、大成建設、竹中工務店)の有志が健脚を競い合う第36回「SKOTT駅伝大会」(SKOTTは各社の頭文字)が25日、東京の皇居周回コースで開かれ、鹿島の「トルネード鹿島」が2位を大きく引き離す50分38秒のタイムで優勝し、大会7連覇を達成した。2位には同じ鹿島の「トルネードB」が52分08秒のタイムで入り、鹿島のトルネードが5年連続で1、2位を独占した。3位は「Team HOC―A」(大成建設)でタイムは54分12秒だった。
 大会には各社から計80チーム(1チーム3人編成)が参加。1周5キロの皇居周回コースを1人1周し、計3周(計15キロ)のタイムを競い合った。開会式で、今年の幹事を務めた清水建設の井手勇人大会委員長は「誰もけがをすることなく大会を終わらせたい。気分が悪かったら無理のないように、そして観光客を最優先にレースを楽しんでほしい」とあいさつした。
 レースは、仲村滋夫選手(鹿島)による選手宣誓の後、午前9時10分に桜田門時計台前をスタート。優勝したトルネード鹿島は、序盤から独走状態で、第1~3走者ともにゴールを1位で通過し、圧倒的な強さを見せつけた。
 トルネード鹿島の京極剛監督は、「チーム内の競争が7連覇という最高の結果を生んだ」と勝因を分析し、「8連覇に向けてチーム力を強化する」と次回大会への意欲を見せた。第1走者の小田切芳春選手は「巨人のV9を超すV10を目指したい」、第2走者の池内喜郎選手は「王者として負けられないプレッシャーがあったが、優勝できてうれしい」、第3走者の山下善幸選手は「ベストの状態ではなかったが、7連覇を達成してほっとしている」とそれぞれ喜びを語った。
 特別賞は、けんせつ小町賞が「大成ねいちゃんず」(大成建設)、スタローン賞が「Team西山」(同)、ブービー賞が「島中’s」(清水建設)だった。

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