師走になるとどうにも気になって仕方がない。いつやるか、どこからやるか、それともやめてしまおうか。毎年のように家でも職場でも大掃除を行うのは気が重い▼積水ハウスから興味深い調査結果が先日発表された。同社住生活研究所が全国の20~60代既婚男女を対象に実施した「年始に向けた大掃除調査(2023年)」によると、師走に「年末年始の準備をする」とした人は約9割に上り、その内容では大掃除が7割以上と最も多かった▼師走を忙しいと感じている人ほど、さまざまな年末年始の準備をしているよう。準備で大変なことも調べ、大掃除が約6割とトップだった▼大掃除のついでにいつのまにか増えた余計なモノも思い切って整理したいところ。実践マニュアル本を読んでいるうちに、仕事にも通じるのでないかと気づかされる▼無駄と思えても実は役立つ「無駄の効用」という言葉もある。効率さえ良ければいいわけではないが、例えば本当にこのルールや作業、会議、議事録、資料、社内メールなどは必要なのか。そんなことが気になり始めたら、それぞれの組織で業務を一度棚卸しする時期かもしれない。
source https://www.decn.co.jp/?p=159263
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