2023年8月9日水曜日

長崎県佐世保市/小中学校再編計画案11校に再編、2校は校舎を新たに整備

 長崎県佐世保市は、少子化などに伴い検討している市立小中学校の再編計画案をまとめた。2031年度までに小中学校21校を小学校の統合や義務教育学校とすることで11校に再編する。うち義務教育学校1校と統合小学校1校は対象学校の敷地内で校舎などを建て替え、義務教育学校4校は中学校敷地内に小学校の校舎を増築する。8月中に保護者らに計画案を示し、9月の計画策定を目指す。  施設整備に必要な想定期間が8年以上の長期は対象校が小学校5校と中学校3校で施設一体型義務教育学校1校と小学校3校の統合校1校に再編し、小学校1校と中学校2校の通学区域を変更する。3~5年の中期は対象校が小学校5校と中学校4校で、施設一体型義務教育学校4校に再編。約1年の短期は対象校が小学校3校と中学校1校で、施設分離型義務教育学校と小学校2校の統合校にする。  長期の施設一体型義務教育学校は福石小中学校を統合し、校舎などの老朽化対策のために福石中学校(干尽町)の敷地内で校舎などを建て替える。約20年後の児童生徒数は約350人と推計している。統合する小学校は木風、潮見、白南風の3小学校で、白南風(山祇町)の敷地内で建て替える。約20年後の児童数は約510人と推計している。  中期の施設一体型義務教育学校は宇久中学校(宇久町平)、宮中学校(城間町)、光海中学校(金比良町)、鹿町中学校(鹿町町下歌ケ浦)の敷地内に小学校の校舎などを増築する。  短期については大規模工事は想定していない。  再編を巡っては対象は51校あり、実施期間が22~31年度を第1期、32年度以降を第2期に分けており、今回の計画案は第1期となる。

source https://www.decn.co.jp/?p=155533

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