11月は寒暖差の激しい日が続いている。先週後半からは強い寒気が南下し、冬将軍が本格的にやってきた▼冬型の気圧配置が強まった24~25日、雪の範囲が北海道から東北、北陸へと広がり、北日本の秋田、山形、福島、仙台などで初雪を観測した。北海道では今季初の暴風雪警報を発表。冬季は雪だけでなく、路面凍結にも十分注意する必要がある▼東日本高速道路会社が国内初のロータリー除雪車の自動運転を実現し、今冬から北海道の道央自動車道で適用するという。高精度な地図情報と準天頂衛星システムで得た測位情報により、車両の走行と除雪作業の操作を自動化。熟練の技術や経験に頼らず、作業員も従来の2人から1人で済む▼これから本格化する道路などの除雪作業では、地域建設業が大きな役割を担う。出動要請に素早く対応するため、作業員の待機や除雪機械の保持といった負担も小さくない中、地域の守り手としての責務を果たす▼積雪寒冷地域の山間部などでは過疎化が進み、除雪に要する人手の確保も難しいのが実情。建設・インフラDXの深化と合わせ、持続可能な建設業の取り組みは待ったなしだ。
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