受験や仕事で追い込まれた時など、これまで心に響き励まされるいくつもの音楽に出会ってきた。そんな自分の背中を押してくれた曲はこれからも大切にしたい▼アーティストが故郷のためにつくった応援ソングもある。千葉県野田市ではシンガー・ソングライター、ナオト・インティライミさんの曲「The Day」が、東武野田線野田市駅の発車案内で流れることになった▼野田市で2歳から15歳まで過ごしたナオトさん。市長からの「明るく幸せな家庭を築ける野田市」をイメージした曲づくりのリクエストに応え、一昨年にこの作品を完成させた▼何げない1日が本当は特別な1日のはずであり、そうした日々を大切にできる曲にしたかったという。住んでいた当時の「食卓を思い返しながら書いた曲」ともナオトさんがユーチューブでコンセプトを語っている▼能登半島地震の被災地で懸命に緊急復旧作業を続けている建設業。小欄には応援ソングをつくり届けることはできないが、日々奮闘する国土と地域の守り手を心からねぎらい、そして早期復旧・復興への願いを託したい。きょうの作業もどうかご安全に。
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