きょう8月19日は「世界写真の日」--。185年前(1839年)のこの日、フランス・パリで新しい写真の技法「ダゲレオタイプ」が初めて公開された▼世界初の実用的な写真技法であり、日本語で銀板写真と呼ばれる。発明者はL.J.M.ダゲール。その教本は同国内外で出版されて大ベストセラーになったという(『完訳 ダゲレオタイプ教本』中崎昌雄=解説・訳、1998年)▼先週11日までパリを舞台に2024年夏季五輪が開かれ、今大会でも競技中の一瞬を捉えた躍動感あるシーンや勝利に喜びを爆発させる選手の表情など、さまざまな写真が新聞紙面などを飾った。時代とともに写真は技法や機材が大きな変遷を遂げたが、こうしたスポーツの祭典で映像とはまた違う感動を変わることなく伝えてくれる▼東京・東新橋の共同通信本社が入る汐留メディアタワーには、かつて報道の現場で使われたカメラなどが展示されている。写真好きの方なら、往年の名機たちに興味は尽きないだろう▼パリでは、パラリンピックが28日に開幕する。五輪に続き、見る人の記憶に残る多くの写真が撮られるに違いない。
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