日本とベトナムの外交関係樹立から21日で50周年を迎えた。「自由で開かれたインド太平洋」を目指す日本にとって重要なパートナー。さらに親善を深めるために記念式典など関連行事が展開中だ▼ベトナムでは社会見学ツアーも開催。国際協力機構(JICA)の円借款で整備が進むホーチミンメトロの駅や地下トンネルを子どもたちが見て回り、国内初の地下鉄に「開通が楽しみ!」などの声が上がった▼同国は東南アジア諸国連合(ASEAN)の中でも高い水準で経済成長が続いており、さらなる発展が見込まれる。両国関係は過去最高の状況にあるとされ、好循環を生み出す方向だ▼「投資や貿易に加え、インフラ、政府開発援助(ODA)、DXやGX、近代化・工業化、人材育成といったさまざまな分野で協力を強化したい」。記念事業の日本側実行委員長・山田滝雄駐ベトナム特命全権大使は、特設サイトでそうコメントしている▼勤勉な国民性から日本に来て建設技術を習得して活躍する人も多く、業界からは熱い視線が注がれる。人材面でも交流が加速し、豊かな社会づくりに貢献していくよう期待したい。
source https://www.decn.co.jp/?p=156646
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