現代の〈読み書きそろばん〉とも言われる〈数理・データサイエンス・AI〉は、デジタル時代に欠かせない知識である。ここ数年で大学が関連学部・学科を新設するなどの動きも活発化しているようだ▼政府の「AI戦略2019」で掲げられた目標は、25年度までに全ての大学・高等専門学校生が初級レベルの〈数理・データサイエンス・AI〉を習得すること。21年度に文部科学省の教育プログラム認定も始まった▼今年8月時点で基礎的な「リテラシーレベル」に382件が認定されている。実践的な能力を育成するプログラムが対象の「応用基礎レベル」認定(22年度から)は147件を数える▼1990年代からインターネットが普及し、これまでにAIのディープラーニング(深層学習)や生成AIなども誕生した。こうしたデジタル革命がわずか数十年の間に起きたことに改めて驚かされる▼多種多様な情報を効果的に生かすための情報活用力は、これからの時代にますます重要となる。建設産業にもデータサイエンスなどの教育を受けた人材が増えていけば、大きなイノベーションにつながると期待は膨らむ。
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