2024年4月4日木曜日

回転窓/若手成長への環境づくり

 プロ野球のセ・パ両リーグが先月29日開幕した。今年は日本のプロ野球誕生から90年の節目の年。特別展示などの企画も楽しみだが、記念ロゴ入りのキャップを着用した選手たちのはつらつとしたプレーに期待している▼日本のプロ野球は65年にわたって12球団で行われてきたが、今季からファーム・リーグ(2軍戦)が14球団に拡大。ウエスタン・リーグに静岡市が本拠地の「くふうハヤテベンチャーズ静岡」、イースタン・リーグに独立リーグで戦ってきた「オイシックス新潟アルビレックス・ベースボール・クラブ」の2球団が加わった▼2軍戦には将来有望な選手が多数出場する。これまで球団がなかった地域の子どもたちにも高い技術やスピード感あふれるプレーを披露し、スポーツの醍醐味(だいごみ)を伝えてもらいたい▼ここ数年、2軍本拠地を移転・再整備するなど、育成拠点を充実させる球団が多い。若手選手の成長を後押しし、チーム力の強化を図るのが狙いだろう▼新年度に入り建設産業も有望な若者たちを迎えた。企業力や施工力を担う人材に成長してもらうため、これからもさまざまな環境づくりが欠かせない。

source https://www.decn.co.jp/?p=162407

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