2026年7月23日木曜日

兵庫県/コウノトリ但馬空港在り方検討で最終報告案/将来研究に空飛ぶクルマ活用など

 兵庫県は14日、コウノトリ但馬空港(豊岡市上佐野)の在り方を検討する懇話会の第7回会合を開き、最終報告案を取りまとめた。現有の空港施設を最大限活用しつつ、県と運営会社、地元が一体で、旅客増や防災機能強化など価値向上に取り組む方針を提示。空飛ぶクルマの活用や滑走路延長などを将来に向けた研究課題に位置付けた。
 報告案は、今後あるべき姿に▽人とモノと地域をつなぐ空の玄関口▽多様なモビリティの結節点▽地域の防災拠点▽にぎわい機能-の四つを掲げた。その実現に向け、「着実に取り組むこと」と「将来に向けて研究すること」に区分して施策を整理した。
 今後取り組む施策では、旅客増に向けた利用促進や新たな路線展開、空港公園などを活用したにぎわいづくり、防災拠点としての機能強化を推進。滑走路端安全区域(RESA)の国際的な安全基準への適応を図るほか、衛星航法補強システム(SBAS)を活用した進入方式の適用などで就航率向上に取り組む。
 2026年度はターミナルビル(S造2階建て延べ2255平方メートル)の防災機能強化と、RESAの拡張でそれぞれ実施設計に着手。RESAは滑走路の両端で盛り土造成を行い、それぞれ50メートル拡張する。
 将来の研究項目には、飛行機や空飛ぶクルマ、高速バス、路線バスをつなぐ交通結節点としての役割や、進入灯の整備、滑走路の延長を位置付けた。滑走路延長は地元の期待が大きい一方、費用対効果や航空会社の動向などを踏まえた上で検討を進める考えを示した。
 コウノトリ但馬空港(約38ヘクタール)は1994年に開港し、但馬空港ターミナルがコンセッション(公共施設等運営権)方式で運営。1本の滑走路(延長1200メートル)を備え、大阪国際空港(伊丹空港)との間で朝夕2往復が就航している。


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from 行政・団体 – 日刊建設工業新聞 https://www.decn.co.jp/?p=186268
via 日刊建設工業新聞

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